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ダンプファイル ターゲット

クラッシュ ダンプ ファイルの概要については、「クラッシュ ダンプ ファイル」を参照してください。

ダンプ ファイルを開く

デバッガー ターゲットとして使用するクラッシュ ダンプ ファイルを開くには、OpenDumpFile または OpenDumpfileWide を使用します。 これらのメソッドは、.opendump デバッガー コマンドに似ています。

注:WaitForEvent メソッドが呼び出されるまで、エンジンはダンプ ファイルに完全にアタッチされません。 プロセスまたはカーネルからダンプ ファイルが作成されると、最後のイベントに関する情報がダンプ ファイルに格納されます。 ダンプ ファイルが開かれた後、次回の実行が試行されると、エンジンによってイベント コールバック用にこのイベントが生成されます。 その場合にのみ、デバッグ セッションでダンプ ファイルが使用できるようになります。 詳細については、「セッションと実行モデルのデバッグ」を参照してください。

クラッシュ ダンプ ファイルのデバッグに役立つ追加のファイルを使用できます。 メソッド AddDumpInformationFile および AddDumpInformationFileWide は、次のダンプ ファイルを開くときに使用されるページファイル情報を含むファイルを登録します。 これらのメソッドは、ダンプ ファイルを開く前に呼び出す必要があります。 GetNumberDumpFiles は、現在のダンプ ファイルを開いたときに使用されていたファイルの数を返し、GetDumpFile はこれらのファイルの説明を返します。

ユーザー モードのミニダンプ ファイルには、いくつかの情報ストリームが含まれています。 これらのストリームは、Request 操作 DEBUG_REQUEST_READ_U Standard Edition R_MINIDUMP_STREAM を使用して読み取ることができます。

ダンプ ファイルの作成

現在のターゲット (ユーザー モードまたはカーネル モード) のクラッシュ ダンプ ファイルを作成するには、WriteDumpFile2 を使用します。 このメソッドは、.dump デバッガー コマンドに似ています。