IDebugBreakpoint::GetCurrentPassCount メソッド (dbgeng.h)
GetCurrentPassCount メソッドは、ブレークポイントがトリガーされる前にターゲットがブレークポイントの場所に到達する必要がある残りの回数を返します。
構文
HRESULT GetCurrentPassCount(
[out] PULONG Count
);
パラメーター
[out] Count
ターゲットがトリガーされる前にブレークポイントにヒットする必要がある残りの回数。 トリガー せずに ターゲットがブレークポイントを渡す必要がある回数は、 Count に返される値から 1 を引いた値です。
戻り値
リターン コード | 説明 |
---|---|
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メソッドは正常に実行されました。 |
このメソッドは、エラー値を返すこともできます。 詳細については、「 戻り値」を参照してください。
注釈
GetPassCount メソッドは、ブレークポイントをトリガーするために最初に必要だったヒット数を返します。 GetCurrentPassCount は、 ブレークポイントをトリガーするために引き続き発生する必要があるヒット数を返します。 たとえば、ブレークポイントがパス数 20 で作成され、これまでに 5 回のパスがあった場合、 GetPassCount は 20 を返し、 GetCurrentPassCount は 15 を返します。
ターゲットがブレークポイントをトリガーするのに十分な時間が経過すると、 SetPassCount が再度呼び出されない限り、ヒットするたびにブレークポイントがトリガーされます。 SetPassCount を呼び出して、ブレークポイントがトリガーされる前にパス数を変更することもできます。 この呼び出しは、元のパス数と残りのパス数をリセットします。
コードのステップ実行中にデバッガーがブレークポイントの場所でコードを実行した場合、この実行はブレークポイントがトリガーされるまでの残りの回数には影響しません。
GetParameters メソッドは、Count で返される情報も返します。
ブレークポイントのプロパティの詳細については、「 ブレークポイント フラグとパラメーターの制御」を参照してください。
要件
要件 | 値 |
---|---|
対象プラットフォーム | デスクトップ |
Header | dbgeng.h (Dbgeng.h を含む) |