IDebugBreakpoint2::SetPassCount メソッド (dbgeng.h)
SetPassCount メソッドは、ブレークポイントがトリガーされるまでにターゲットがブレークポイントの場所に到達する必要がある回数を設定します。
構文
HRESULT SetPassCount(
[in] ULONG Count
);
パラメーター
[in] Count
トリガーされる前にターゲットがブレークポイントにヒットする必要がある回数。 トリガーせずにターゲットがブレークポイントを通過する必要がある回数は、 Count の値から 1 を引いた値です。
戻り値
リターン コード | 説明 |
---|---|
|
メソッドは正常に実行されました。 |
このメソッドは、エラー値を返すこともできます。 詳細については、「 戻り値」を参照してください。
注釈
SetPassCount メソッドが呼び出されるたびに、ブレークポイントがトリガーされるまでにターゲットがブレークポイントの場所に到達する必要がある回数がリセットされます。
ターゲットがブレークポイントに到達してブレークポイントをトリガーするのに十分な時間が経過すると、 SetPassCount が再度呼び出されない限り、ブレークポイントがヒットするたびにブレークポイントがトリガーされます。
コードのステップ実行中にデバッガーがブレークポイントの場所でコードを実行した場合、この実行はブレークポイントがトリガーされるまでの残りの回数には影響しません。
ブレークポイントのプロパティの詳細については、「ブレークポイント フラグとパラメーターの制御」を参照してください。
要件
要件 | 値 |
---|---|
対象プラットフォーム | デスクトップ |
Header | dbgeng.h (Dbgeng.h を含む) |