D3DKMTSignalSynchronizationObjectFromCpu 関数 (d3dkmthk.h)
D3DKMTSignalSynchronizationObjectFromCpu を使用すると、ドライバーは監視対象のフェンスを通知できます。
構文
NTSTATUS D3DKMTSignalSynchronizationObjectFromCpu(
[in] const D3DKMT_SIGNALSYNCHRONIZATIONOBJECTFROMCPU *unnamedParam1
);
パラメーター
[in] unnamedParam1
要求された操作の詳細を提供する D3DKMT_SIGNALSYNCHRONIZATIONOBJECTFROMCPU 構造体へのポインター。
戻り値
D3DKMTSignalSynchronizationObjectFromCpu は 、次のいずれかの値を返します。
リターン コード | 説明 |
---|---|
STATUS_SUCCESS | 操作に成功しました。 |
この関数は、他の NTSTATUS 値も 返す場合があります。
注釈
監視対象のフェンス オブジェクトが CPU によって通知されると、グラフィックス カーネルはフェンス メモリの場所をシグナル値で更新するため、ユーザー モードリーダーにすぐに表示され、満たされたウェイターの待機をすぐに解除します。 ただし、呼び出し元は、この関数からの戻り時にシグナル操作が完了するとは想定できません。 代わりに、呼び出し元は適切な待機関数を使用して、シグナル完了をチェックする必要があります。
注意
グラフィックス処理装置 (GPU) 呼び出しからの信号は提供されません。 代わりに、ドライバーは、 FenceValueGPUVirtualAddress の GPU 書き込みコマンドをコマンド バッファーに挿入することで、新しいフェンス値を通知できます。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 10 |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2016 |
対象プラットフォーム | ユニバーサル |
Header | d3dkmthk.h (D3dkmthk.h を含む) |
Library | Gdi32.lib |
[DLL] | Gdi32.dll |