PFND3DWDDM2_0DDI_VIDEODECODERENABLEDOWNSAMPLING コールバック関数 (d3d10umddi.h)
デコーダーダウンサンプリングが使用され、ドライバーが適切な参照フレームを割り当てる必要があることを示します。 Windows ディスプレイ ドライバー モデル (WDDM) 2.0 以降のドライバーの場合は省略可能です。
構文
PFND3DWDDM2_0DDI_VIDEODECODERENABLEDOWNSAMPLING Pfnd3dwddm20DdiVideodecoderenabledownsampling;
HRESULT Pfnd3dwddm20DdiVideodecoderenabledownsampling(
D3D10DDI_HDEVICE hDevice,
D3D11_1DDI_HDECODE hDecoder,
D3DDDI_COLOR_SPACE_TYPE InputColorSpace,
const D3D11_1DDI_VIDEO_DECODER_DESC *pOutputDesc,
D3DDDI_COLOR_SPACE_TYPE OutputColorSpace,
UINT ReferenceFrameCount
)
{...}
パラメーター
hDevice
ディスプレイ デバイス (グラフィックス コンテキスト) へのハンドル。 Direct3D ランタイムは、ユーザー モード ドライバーにこのハンドルを、デバイスの作成時にD3DDDIARG_CREATEDEVICE構造体の hDevice メンバーとして渡しました。
hDecoder
デコーダー オブジェクトへのハンドル。
InputColorSpace
参照フレーム データの色空間情報を示す D3DDDI_COLOR_SPACE_TYPE 値。
pOutputDesc
出力/表示フレームの解像度と形式を示します。 これは、ダウンサンプル操作の変換先の解像度と形式です。
メモpOutputDesc のデコード プロファイル メンバー (Guid) は無視できます。
OutputColorSpace
出力/表示フレームの色空間情報を示すD3DDDI_COLOR_SPACE_TYPE値。
ReferenceFrameCount
使用される参照フレームの数を示します。
戻り値
このコールバック関数が成功すると、 S_OKが返されます。 そうでない場合は、HRESULT エラー コードを返します。
注釈
この関数は、最初の VideoDecoderBeginFrame 呼び出しの前に 1 回だけ呼び出すことができます。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 10 |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2016 |
対象プラットフォーム | デスクトップ |
Header | d3d10umddi.h (D3d10umddi.h を含む) |