PFND3D11DDI_CALCPRIVATEDEFERREDCONTEXTSIZE コールバック関数 (d3d10umddi.h)
CalcPrivateDeferredContextSize 関数は、遅延コンテキストのユーザー モード ディスプレイ ドライバーのメモリのプライベート 領域 (つまり、リソース ビデオ メモリのサイズではなく、内部ドライバー構造のサイズ) のサイズを決定します。
構文
PFND3D11DDI_CALCPRIVATEDEFERREDCONTEXTSIZE Pfnd3d11ddiCalcprivatedeferredcontextsize;
SIZE_T Pfnd3d11ddiCalcprivatedeferredcontextsize(
D3D10DDI_HDEVICE unnamedParam1,
const D3D11DDIARG_CALCPRIVATEDEFERREDCONTEXTSIZE *unnamedParam2
)
{...}
パラメーター
unnamedParam1
hDevice [in]
ディスプレイ デバイス (グラフィックス コンテキスト) へのハンドル。
unnamedParam2
pCalcPrivateDeferredContextSize [in]
ユーザー モード ディスプレイ ドライバーがメモリ 領域のサイズを計算するために使用するパラメーターを記述するD3D11DDIARG_CALCPRIVATEDEFERREDCONTEXTSIZE構造体へのポインター。
戻り値
CalcPrivateDeferredContextSize は、ドライバーが遅延コンテキストを作成するために必要なメモリ領域のサイズを返します。
注釈
ドライバーは、ドライバーが GetCaps(D3D10_2) 関数の呼び出しからD3D11DDI_THREADING_CAPS構造体で返すことができるD3D11DDICAPS_COMMANDLISTS_BUILD_2機能をサポートしている場合にのみ、CalcPrivateDeferredContextSize を実装するために必要です。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | CalcPrivateDeferredContextSize は、Windows 7 オペレーティング システム以降でサポートされています。 |
対象プラットフォーム | デスクトップ |
Header | d3d10umddi.h (D3d10umddi.h を含む) |