WDM オーディオでの 2D DirectSound アクセラレータのサポート
DirectSound は、次の要件を満たす WDM オーディオ ミニポート ドライバー用のハードウェア アクセラレーションによる 2D ミキシングを公開します:
ミニポート ドライバーには、IRP シンク (KSPIN_COMMUNICATION_SINK) であるピン ファクトリが含まれており、KSPIN_DATAFLOW_IN の KSPIN_DATAFLOW 方向を持ち、指定子 (DataFormat.Specifier メンバー) が KSDATAFORMAT_SPECIFIER_DSOUND に設定されるデータ範囲 (KSDATARANGE_AUDIO 構造体) を公開します。
ピン ファクトリの KSPROPERTY_PIN_CINSTANCES ハンドラーは、KSPIN_CINSTANCES 構造体の PossibleCount メンバーを 2 以上の値に設定します (最初のピンは常に KMixer 用に予約されています)。 PossibleCount 値は、ピン ファクトリから現在インスタンス化できるピン インスタンスの数を指定します。
ピン ファクトリは、KSPROPERTY_AUDIO_CPU_RESOURCES プロパティをサポートする必要があり、ハードウェア アクセラレーションされたすべてのノードに対して KSAUDIO_CPU_RESOURCES_NOT_HOST_CPU を報告する必要があります。
ピンは、DirectSound ノードの順序要件を満たしている必要があります。