KSPROPERTY_AUDIO_ALGORITHM_INSTANCE
KSPROPERTY_AUDIO_ALGORITHM_INSTANCE プロパティは、ノードによってオーディオ データ ストリームに適用されるサードパーティの効果を実現するために使用されるデジタル信号処理 (DSP) アルゴリズムを指定します。 このプロパティに対して定義される効果には、音響エコー キャンセルとノイズ抑制が含まれます。
用法の要点テーブル
Yammer の入手 | 設定 | 移行先 | プロパティ記述子の種類 | プロパティ値の種類 |
---|---|---|---|---|
はい |
Yes |
Assert |
GUID |
プロパティ値 (操作データ) は、ピンによってそのデータ ストリームに適用される効果を識別する GUID です。 この値には、ヘッダー ファイル Ksmedia.h から次のいずれかの GUID を指定できます。
KSALGORITHMINSTANCE_SYSTEM_AGC
今後使用するために予約されます
KSALGORITHMINSTANCE_SYSTEM_ACOUSTIC_ECHO_CANCEL
システムの既定の音響エコー キャンセル アルゴリズム
KSALGORITHMINSTANCE_SYSTEM_MICROPHONE_ARRAY_PROCESSOR
今後使用するために予約されます
KSALGORITHMINSTANCE_SYSTEM_NOISE_SUPPRESS
システムの既定のノイズ抑制アルゴリズム
戻り値
KSPROPERTY_AUDIO_ALGORITHM_INSTANCE プロパティ要求は、正常に完了したことを示すために STATUS_SUCCESS を返します。 それ以外の場合、要求は適切なエラー状態コードを返します。
解説
このプロパティは、AEC ノード (KSNODETYPE_ACOUSTIC_ECHO_CANCEL) またはノイズ抑制ノード (KSNODETYPE_NOISE_SUPPRESS) によって実行される DSP アルゴリズムを制御するために使用されます。
アルゴリズム インスタンス GUID は、呼び出し元が IDirectSoundCapture::CreateCaptureBuffer メソッドまたは DirectSoundFullDuplexCreate 関数に渡す DSCEFFECTDESC 構造体の guidDSCFXInstance メンバーの値と一致します。 詳細については、Microsoft Windows SDK ドキュメントを参照してください。
要件
ヘッダー |
ksmedia.h (Ksmedia.h をインクルード) |