EnableCompression
EnableCompression
では、Microsoft ReadyBoost™ キャッシュで暗号化を使用するかどうかが指定されます。
圧縮を無効にすると、CPU 使用率が向上し、バッテリ消費量が減少します。
必要なページを格納できるように、RAM やキャッシュ領域が少ないシステムでは圧縮を有効にする必要があります。
1 ギガバイト (GB) の RAM を搭載したポータブル コンピューターの場合、キャッシュの圧縮が不要になるように、少なくとも 4 GB のキャッシュサイズの高速内部フラッシュ デバイスを使用するようお勧めします。
2 GB 以上の RAM を搭載したポータブル コンピューターの場合は、キャッシュの圧縮が不要になるように、少なくとも 8 GB のキャッシュサイズの高速内部フラッシュ デバイスを使用することをお勧めします。
値
true |
ReadyBoost キャッシュで圧縮を使用するよう指定します。 これが既定値です。 |
false |
ReadyBoost キャッシュで圧縮を使用しないよう指定します。 |
[親階層]
microsoft-windows-systemmaintenanceservice- | CacheList | Cache | EnableCompression
有効な構成パス
specialize
適用対象
このコンポーネントがサポートしている Windows のエディションとアーキテクチャの一覧については、「microsoft-windows-systemmaintenanceservice-」を参照してください。
XML の例
次の XML 出力例は、2 つの ReadyBoost デバイスの構成を示しています。 このサンプル システムでは、最初のデバイスは圧縮を使用せず、2 番目のデバイスで圧縮を使用します。
<CacheList>
<Cache>
<CacheID>ReadyBoostCache1</CacheID>
<DiskID>1</DiskID>
<PartitionID>1</PartitionID>
<CacheSizeMB>1024</CacheSizeMB>
<EnableCompression>false</EnableCompression>
<EnableEncryption>false</EnableEncryption>
</Cache>
<Cache>
<CacheID>ReadyBoostCache2</CacheID>
<DiskID>2</DiskID>
<PartitionID>1</PartitionID>
<EnableCompression>true</EnableCompression>
<EnableEncryption>true</EnableEncryption>
</Cache>
</CacheList>