VSIX プロジェクト テンプレート
VSIX プロジェクト テンプレートを使用して、1 つ以上の Visual Studio 拡張機能を VSIX プロジェクトにラップし、パッケージを Visual Studio Marketplace Web サイトに公開することができます。
VSIX の展開は、VSPackage、アセンブリ、MEF コンポーネント、プロジェクト テンプレート、項目テンプレート、ツールボックス コントロール、およびカスタム拡張機能の種類をサポートしています。
Note
VSIX プロジェクトを使用するには、Visual Studio SDK をインストールする必要があります。 Visual Studio SDK の詳細については、「Visual Studio SDK」を参照してください。
VSIX プロジェクト テンプレートを探す場所
VSIX プロジェクト テンプレートは、[新しいプロジェクト] ダイアログ ボックスで「vsix」を検索することで入手できます。 C# バージョンと Visual Basic バージョンの両方があります。
ヒント
[新しいプロジェクト] ダイアログの上部にあるドロップダウン リスト ボックスで、.NET Framework 4.5 以降が指定されていることを確認してください。
VSIX プロジェクト テンプレートの用途
VSIX プロジェクト テンプレートには、主に次の 2 つの用途があります。
プロジェクト テンプレート、項目テンプレート、拡張機能を展開するため。
複数の拡張機能の出力を 1 つの展開パッケージにラップするため。
空の VSIX プロジェクトに拡張機能をパッケージ化する
空の VSIX プロジェクトでラップすることにより、既存の拡張機能、または VSIX をまだサポートしていない拡張機能をパッケージ化することができます。 ラップする拡張機能は、VSIX スキーマでサポートされている種類のものである必要があります。
VSIX プロジェクトを使用して拡張機能をパッケージ化するには
拡張機能を構成するプロジェクトをビルドします。
VSIX プロジェクト テンプレートを使用して VSIX プロジェクトを作成します。
マニフェスト デザイナーに Source.extension.vsixmanifest が開かれます。
[資産] タブで [新規] ボタンを選択します。
[新しい資産の追加] ダイアログ ボックスが表示されます。
[種類] リストで、追加する拡張機能の種類を選択します。
現在のソリューションに含まれている拡張機能またはコンテンツ要素 (項目テンプレートやコンパイル済みアセンブリなど) を追加するには、次の手順を実行します。
[ソース] ボックスの一覧で、[現在のソリューション内のプロジェクト] を選択します。
[プロジェクト] リストで、拡張機能の名前を選択します。
[このフォルダーに埋め込まれます] ボックスに、資産を埋め込むフォルダーの名前を入力し、[OK] ボタンを選択します。
現在のソリューションに含まれていない拡張機能またはコンテンツ要素を追加するには、次の手順を実行します。
[ソース] リスト ボックスで、[ファイル システム上のファイル] を選択します。
[パス] フィールドに、コンパイルまたは圧縮された拡張機能ファイルへの完全なパスを入力するか、[参照] ボタンを使用してファイルを参照します。
[このフォルダーに埋め込まれます] ボックスに、資産を埋め込むフォルダーの名前を入力し、[OK] ボタンを選択します。
パッケージに追加の拡張機能を含める場合は、同じ方法で追加します。
ソリューションをビルドします。
Visual Studio により、VSIX マニフェスト ファイル、[Content_Types].xml ファイル、プロジェクトに追加したすべての拡張機能資産を含む .vsix ファイルがビルドされます。