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ソース管理パッケージのモデル

次のモデルは、ソース管理の実装例を表しています。 モデルには、実装する必要があるインターフェイスと、呼び出す必要がある環境サービスが示されています。 すべてのサービスと同様に、実際には、サービスを経由して取得する特定のインターフェイスのメソッドを呼び出します。 ソース管理の実行方法を理解しやすくするために、クラスの名前を識別しています。

SCC_TUPの例

ソース管理プロジェクトの例

インターフェイス

次の表に示すインターフェイスの一覧を使用して、Visual Studio で新しいプロジェクト タイプのソース管理を実装できます。

Interface 使用
IVsQueryEditQuerySave2 ファイル (ダーティ) を保存または変更する前に、プロジェクトおよびエディターによって呼び出されます。 このインターフェイスには、SVsQueryEditQuerySave サービスを使用してアクセスします。
IVsTrackProjectDocuments2 ファイルまたはディレクトリの追加、削除、または名前変更を行うためのアクセス許可を要求するために、プロジェクトによって呼び出されます。 このインターフェイスは、承認された追加、削除、または名前変更のアクションが完了したことを環境に通知するために、プロジェクトによっても呼び出されます。 SVsTrackProjectDocuments サービスを使用してアクセスします。
IVsTrackProjectDocumentsEvents2 プロジェクトがファイルまたはディレクトリを追加、名前変更、または削除したときに通知を受け取るように登録する任意のエンティティによって実装されます。 イベント通知に登録するには、AdviseTrackProjectDocumentsEvents を呼び出します。
IVsSccManager2 ソース管理パッケージに登録し、ソース管理の状態に関する情報を取得するために、プロジェクトによって呼び出されます。 このインターフェイスには、SVsSccManager サービスを使用してアクセスします。
IVsSccProject2 ファイルに関する情報のソース管理要求に応答し、プロジェクト ファイルに必要なソース管理設定を取得するために、プロジェクトによって実装されます。