送信イベント
デバッガーとデバッグ エンジン (DE) との間の通信の仕組みは、DCOM に基づくイベント モデルです。 イベントは COM オブジェクトとして送信され、各イベントには、以下を指定するパラメーターがあります。
イベントを呼び出した DE。
発生した現象の説明。
イベントが発生した場所のコンテキストを識別する、プロセス、プログラム、スレッドの情報。 プロセスは、DE から送信されたイベントについては送信されません。
イベントが同期と非同期のどちらであるかを示すイベントの種類。
すべてのデバッグ イベントは、メソッド IDebugEventCallback2::Eventを使用して送信されます。
このセクションの内容
「イベント ソース」では、デバッグ エンジン (DE) とセッション デバッグ マネージャー (SDM) の 2 つのイベント ソースについて説明します。
「サポートされるイベントの種類」では、現在、サポートされているイベントの種類 (非同期および同期) について説明します。
「イベントの説明」では、イベントとその使用理由が定義されています。
関連セクション
「カスタム デバッグ エンジンの作成」では、DE がインタープリターやオペレーティング システムを使用して、どのようにデバッグ サービスを提供するかを説明します。