IPropertyProxyEESide::InPlaceUpdateObject

指定されたデータ オブジェクトでオブジェクトのデータを更新し、オブジェクトの新しいデータを表す新しいデータ オブジェクトを返します。

構文

C#

int InPlaceUpdateObject(
   IEEDataStorage     dataIn,
   out IEEDataStorage dataOut
);

C++

HRESULT InPlaceUpdateObject(
   [in] IEEDataStorage*   dataIn,
   [out] IEEDataStorage** dataOut
);

パラメーター

dataIn
[入力] 新しいデータを格納している IEEDataStorage オブジェクト。

dataOut
[出力] 置き換えられたデータを格納している新しい IEEDataStorage オブジェクトを返します。

戻り値

成功した場合は、S_OK を返します。それ以外の場合は、エラー コードを返します。

解説

このメソッドでは、実際にオブジェクトのデータを更新します。 返された IEEDataStorage オブジェクトのデータは、受信 IEEDataStorage オブジェクトのデータと同じである必要はありませんが、返されたオブジェクトにはプロパティの現在の値が反映されている必要があります。

受信データ オブジェクトは、通常、EE によって実装されていません。 ただし、このメソッドによって返されるオブジェクトは常に EE によって実装されており、EE では任意のクラスで必要な IEEDataStorage インターフェイスを実装できます。

CreateReplacementObject メソッドでは、受信データ オブジェクトに基づいてデータ オブジェクトを作成しますが、プロパティの元のデータには影響を与えません。

関連項目

• IPropertyProxyEESide
• IEEDataStorage
• CreateReplacementObject