IEEDataStorage
このインターフェイスは、バイトの配列を表します。
構文
IEEDataStorage : IUnknown
実装側の注意
式エバリュエーター (EE) では、(IPropertyProxyEESide インターフェイスを使用してデータを取得および変更するために型ビジュアライザーによって使用される) バイトの配列を表すために、このインターフェイスを実装します。 EE では、通常、外部型ビジュアライザーをサポートするために、このインターフェイスを実装します。
呼び出し元に関する注意事項
IPropertyProxyEESide
インターフェイスのすべてのメソッドで、このインターフェイスが返されます。 GetPropertyProxy を呼び出して、IPropertyProxyEESide インターフェイスを取得します。 IDebugProperty3 インターフェイスで QueryInterface を呼び出して、IPropertyProxyProvider インターフェイスを取得します。
Vtable 順序のメソッド
IEEDataStorage
インターフェイスには、次のメソッドが実装されています。
メソッド | 説明 |
---|---|
GetData | 指定したデータ バイト数を指定したバッファーに取得します。 |
GetSize | 使用可能なデータ バイト数を取得します。 |
解説
このインターフェイスは、特定のオブジェクトによって保持されているデータにアクセスするために、型ビジュアライザーによって使用されます。 データはバイト配列として扱われ、ユーザーに表示するために必要な任意の方法で型ビジュアライザーによって操作できるようにします。
カスタム ビューアーでは、必要に応じてこのインターフェイスを使用することもできますが、通常はカスタム ビューアーではカスタム インターフェイスである Getmemorybytes または getmemorybytes (文字列指向データ用) が使用されます。
要件
ヘッダー: msdbg.h
名前空間: Microsoft.VisualStudio.Debugger.Interop
アセンブリ: Microsoft.VisualStudio.Debugger.Interop.dll