プログラムの制御
Visual Studio のデバッグでは、次のステップ実行と続行のルーチンがすべてプログラム レベルで実行されます。
次のステートメントを設定する。つまり、特定のフレーム環境で実行される次の命令にコンピューターを設定する
実行する。つまり、ステップ実行モードの終了を続行する
次の命令にステップ実行する
現在のステップ実行モードを続行する
プログラムに含まれているスレッドを中断する
プログラムに含まれているスレッドを再開する
Note
呼び出し履歴の表示は、スレッド レベルで実装されます。 スレッドの呼び出し履歴を表示するときにフレーム情報を列挙するには、IEnumDebugFrameInfo2 インターフェイスのすべてのメソッドを実装する必要があります。
プログラムの制御のメソッド
次の表は、最小限機能するデバッグ エンジン (DE) と実行制御のために実装する必要がある IDebugProgram2 のメソッドを示しています。
Method | 説明 |
---|---|
IDebugProgram2::Execute | プログラムに含まれるすべてのスレッドの実行を停止状態から続行します。 実行の制御に必要です。 |
IDebugProgram2::Continue | プログラムに含まれるすべてのスレッドの実行を停止状態から続行します。 実行の制御に必要です。 |
IDebugProgram2::Step | 指定されたスレッドでステップを実行します。 プログラムに含まれる他のすべてのスレッドの実行を続行します。 実行の制御に必要です。 |
マルチスレッド プログラムの場合は、IDebugProgram2::EnumThreads メソッドと IEnumDebugThreads2 インターフェイスのすべてのメソッドを実装する必要もあります。