ClickOnce アプリケーションのファイルの関連付けを作成する
ClickOnce アプリケーションを 1 つまたは複数のファイル名拡張子に関連付けることができるため、ユーザーがこれらの種類のファイルを開いたときに、アプリケーションが自動的に起動されます。 ファイル名拡張子のサポートを ClickOnce アプリケーションに追加するのは簡単です。
Note
.NET ClickOnce アプリ (.NET Framework ではなく) でファイルの関連付けを作成するには、「Windows 上の .NET の ClickOnce アクティブ化データにアクセスする」を参照してください。
ClickOnce アプリケーションのファイルの関連付けを作成するには
通常どおり ClickOnce アプリケーションを作成するか、既存の ClickOnce アプリケーションを使います。
メモ帳などのテキスト エディターまたは XML エディターを使用して、アプリケーション マニフェストを開きます。
assembly
要素を検索します。 詳細については、「ClickOnce アプリケーション マニフェスト」を参照してください。assembly
要素の子要素としてfileAssociation
要素を追加します。fileAssociation
要素には 4 つの属性があります。extension
: アプリケーションに関連付けるファイル名拡張子。description
: Windows シェルに表示されるファイルの種類の説明。progid
: ファイルの種類を一意に識別する文字列。レジストリでマークします。defaultIcon
: このファイルの種類に使用するアイコン。 このアイコンは、アプリケーション マニフェストでファイル リソースとして追加する必要があります。 詳細については、「方法:ClickOnce アプリケーションにデータ ファイルを含める」を参照してください。file
要素とfileAssociation
要素の例については、「<fileAssociation> 要素」を参照してください。
複数のファイルの種類をアプリケーションに関連付ける場合は、追加の
fileAssociation
要素を追加します。progid
属性は、それぞれで異なる必要があることに注意してください。アプリケーションマニフェストの作成が完了したら、マニフェストに再署名します。 これは、Mage.exe を使用してコマンド ラインから行うことができます。
mage -Sign WindowsFormsApp1.exe.manifest -CertFile mycert.pfx
詳しくは、「Mage.exe (マニフェストの生成および編集ツール)」をご覧ください。
Note
.NET Core 3.1 および .NET 5 以降の ClickOnce では、Mage.exe の代わりに dotnet-mage.exe を使用します。 詳細については、.NET 用 ClickOnce に関するページを参照してください。