Power Apps でのリボンの問題のトラブルシューティング
このガイドは、Power Apps モデル駆動型アプリまたは顧客エンゲージメント アプリ (Dynamics 365 Sales、Customer Service、Field Service、または Marketing) のリボン コマンド バー ボタンに影響する問題を解決するのに役立ちます。
適用対象: Power Apps
元の KB 番号: 4552163
コマンド チェッカーを使用する
コマンド チェッカーは、コマンド (リボン) の定義を調べ、一般的な問題のトラブルシューティングを行うツールです。 これは、すべての Power Apps モデル駆動型アプリと Dynamics 365 アプリに組み込まれています。
Note
コマンド チェッカーは、Web ブラウザーでのみ機能します。 近日中に Android アプリと iOS アプリのサポートが追加される予定です。 回避策として、Android または iOS ブラウザーでアプリを開いたときに同じ問題が発生するかどうかを確認します。 その場合は、コマンド チェッカーを使用して調査できます。
コマンド チェッカーを使用して、次のような一般的な問題を診断します。
- 表示する必要がある場合、コマンド バーのボタンは非表示になります
- コマンド バーのボタンは、非表示にする必要があるときに表示されます
- コマンド バーのボタンが正しく動作しない
- コマンド バーのボタンに間違ったラベルがある
重要
これらの問題は、多くの場合、リボン のメタデータが見つからないか正しくないことが原因で発生します。 通常、この状況は、すべてのリボン メタデータを再生成することで解決できます。 コマンド チェッカーには、すべてのリボン メタデータの再生成を トリガーできる機能があります。 メタデータを再生成する権限を持つのは、システム管理者、システム カスタマイザー、および作成者だけです。
コマンド チェッカーを有効にする
コマンド チェッカーを有効にするには、 &ribbondebug=true
パラメーターをアプリの URL に追加します。 (例: https://yourorgname.crm.dynamics.com/main.aspx?appid=<ID>&ribbondebug=true
)。
コマンドを検査する
コマンド チェッカーが有効になると、コマンド バー (グローバル、メイン フォーム、メイン グリッド、サブグリッド) のコマンド バーにコマンド チェッカー という名前の新しいボタンが表示されます。 このボタンを表示するには、メニュー バーを展開する必要がある場合があります。
Note
コマンド チェッカーは、 Quick アクションのコマンドでは使用できません。
- 調査するコマンドが含まれているコマンド バーを見つけます。
- コマンド チェッカー ボタンを選択します。 コマンド チェッカー パネルが開きます。
- コマンドの一覧で調べるコマンドを選択します。 表示されないコマンドは斜体で表示され、 (非表示)で終わる。