まとめ
このモジュールでは、Microsoft Entra ID の SSPR を使って、ユーザーが忘れたパスワードや期限切れのパスワードを自分でリセットできるようにする方法について学習しました。 管理者がパスワードのリセットを行う必要はありません。 SSPR は、選択した認証方法によって保護されます。 この方法には、モバイル認証アプリ、SMS テキスト メッセージによって送信されたコード、セキュリティの質問などがあります。
SSPR を使用すると、管理者が行う必要のある作業を減らすことができます。 また、ユーザーがパスワードを忘れたときの生産性への影響も最小限に抑えられます。
クリーンアップ
完了後にクリーンアップすることを忘れないでください。
- Microsoft Entra ID で作成したユーザーを削除する:[Microsoft Entra ID]>[管理]>[ユーザー] に移動します。 ユーザーの横にあるチェック ボックスをオンにし、[削除] を選択します。 [OK] を選択します。
- Microsoft Entra ID で作成したグループを削除する: [Microsoft Entra ID]>[管理]>[グループ] に移動します。 グループの横にあるチェック ボックスをオンにし、[削除] を選択します。 [OK] を選択します。
- セルフサービス パスワード リセット をオフにする: [Microsoft Entra ID]>[管理]>[パスワード リセット] に移動します。 [パスワード リセットのセルフサービスが有効] で、[なし] を選択します。 [保存] を選択します。
このモジュールのために Premium 試用版 Microsoft Entra テナントを作成した場合、試用期間が終了してから 30 日後にテナントを削除できます。
詳細情報
- チュートリアル: Microsoft Entra のセルフサービス パスワード リセットを使ってユーザーが自分のアカウントのロック解除またはパスワードのリセットを実行できるようにする
- 動作のしくみ: Microsoft Entra セルフサービス パスワード リセット
- セルフサービス パスワード リセットを有効にする