Reporting Services モバイル レポートのカスタム マップ
Note
SQL Server Mobile Report Publisher は、SQL Server Reporting Services 2019 より後の SQL Server Reporting Services のすべてのリリースで非推奨です。 SQL Server Reporting Services 2022 以降および Power BI Report Server で廃止されました。
SQL Server Mobile Report Publisher の地理的マップは、ESRI シェープファイルと呼ばれる形式で定義されます。
この形式は、一企業によって設計されたものですが、広く普及した準オープン形式として GIS アプリケーションの大部分で使用されるようになりました。 この形式に従い、Mobile Report Publisher でマップを定義するときは、次の 2 つのファイルを提供する必要があります。
- 図形ジオメトリ用の .SHP ファイル
- メタデータ用の .DBF ファイル
基本ファイル名は、たとえば、canada.shp
および canada.dbf
と一致する必要があります。 メタデータには、マップにデータを設定するときに使用する対応する図形の名前、またはキーを値として含む [NAME] フィールドを含める必要があります。
SHP と DBF の 2 つのマップ ファイルのサイズの合計は、512 KB 以下である必要があります。 マップ ファイルが大きすぎる場合は、https://mapshaper.org/ などのツールを使用してサイズを小さくします。
モバイル レポートにカスタムのマップを追加する方法を確認してください。
技術情報
- 公式の仕様: https://www.esri.com/library/whitepapers/pdfs/shapefile.pdf
- Wikipedia のシェープファイルの記事: https://en.wikipedia.org/wiki/Shapefile
マップ ジオメトリを作成および編集する
シェープファイルの作成と編集プロセスは複雑であり、このドキュメントの範囲外です。 役に立つリソースとアプリケーションを次に示します。
- ArcGIS: https://www.arcgis.com/
- Adobe Illustrator 用 MAPublisher プラグイン: https://www.avenza.com/mapublisher
- QuantumGIS (無料): https://www.qgis.org/