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Reporting Services をアプリケーションに統合する

適用対象: SQL Server Reporting Services (2016) ❌ SQL Server Reporting Services (2017) ❌ Power BI Report Server

Reporting Services は、拡張性のあるオープンなレポート プラットフォームであり、ソリューションを開発するための API の包括的なセットを開発者に提供するように設計されています。

Note

SQL Server 2017 Reporting Services 以降では、ソリューションの開発に REST API アクセスを使用できます。 SOAP API アクセスは非推奨とされます。 詳細については、「Develop with the REST APIs for Reporting Services」 (Reporting Services の REST API による開発) を参照してください。

Reporting Services をカスタム アプリケーションに統合するには、レポート サーバー Web サービス (Reporting Services SOAP API ともいう)、Microsoft Visual Studio のレポート ビューアー コントロール、URL アクセスの 3 つのオプションがあります。 アプリケーションに Reporting Services を統合する方法は、オプションごとに異なります。

レポート サーバー Web サービス

レポート サーバー Web サービスは、Reporting Services に対して開発を行うための主要なインターフェイスです。 レポート カタログを管理するコードを開発する場合でも、サポートされている形式でレポートを表示するコードを開発する場合でも、Web サービスは Reporting Services をアプリケーションに統合するために必要なすべてのメソッドを公開します。 そのようなアプリケーションの一例が、Reporting Services に含まれている Web ポータルです。これは Web サービスを使用してレポート サーバー データベースを管理します。

Visual Studio のレポート ビューアー コントロール

Visual Studio で使用可能なレポート ビューアー コントロールは、レポート表示機能をアプリケーションに統合するために使用します。 コントロールには、Windows フォームベースのアプリケーション用と Web フォームのアプリケーション用の 2 つがあります。 各コントロールは、レポート サーバーに展開されているレポートを表示する機能を提供します。 各コントロールでは、レポート サーバーがインストールされていない環境に存在するレポートを表示することもできます。

URL アクセス

URL アクセスは、レポート ビューアー コントロールがオプションでない場合に、レポート表示をアプリケーションに統合するためのもう 1 つのオプションです。 さらに、電子メールを介してユーザーにレポートへのリンクを送信するためにも使用できます。

このセクションの内容

SOAP を使用した Reporting Services の統合
レポート サーバー Web サービスを使用して、Reporting Services のレポート ナビゲーションおよび管理を既存のビジネス アプリケーションに統合する方法について説明します。

レポート ビューアー コントロールを使用した Reporting Services の統合
レポート ビューアー コントロールを使用して、レポート表示機能を既存のアプリケーションに統合する方法について説明します。

URL アクセスを使用した Reporting Services の統合
URL アクセスを使用して、Reporting Services のレポート ナビゲーションを既存のビジネス アプリケーションに統合する方法について説明します。