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レッスン 1-1 - 作業フォルダーと環境変数の作成

適用対象: SQL Server Azure Data Factory の SSIS Integration Runtime

このタスクでは、この後のチュートリアル タスクで使用する作業フォルダー (C:\DeploymentTutorial) と新しいシステム環境変数 (DataTransfer および LoadXMLData) を作成します。

作業フォルダーは、C ドライブのルートにあります。 別のドライブまたは場所を使用する必要がある場合は、変更してかまいません。 ただし、この場所を書き留めておいて、チュートリアルで DeploymentTutorial 作業フォルダーの場所が参照されたときに、該当する場所を使用する必要があります。

この後のレッスンでは、ファイル システムに保存されているパッケージを msdb SQL Server データベースの sysssispackages テーブルに配置します。 Integration Services パッケージは別のコンピューターに配置するのが理想的です。 これが不可能な場合でも、パッケージをローカル コンピューターの SQL Server のインスタンスに配置してこのチュートリアルを実行すれば、多くのことを学習できます。 ローカル コンピューターと配置先コンピューターで使用する環境変数には同じ変数名が付いていますが、変数に格納される値は異なります。 たとえば、ローカル コンピューターでは、環境変数 DataTransfer の値は C:\DeploymentTutorial フォルダーを参照しています。一方、ターゲット コンピューターでは、環境変数 DataTransfer は C:\DeploymentTutorialInstall フォルダーを参照しています。

ローカル コンピューターに配置する場合は、1 つのセットの環境変数を作成するだけで済みます。ただし、ローカルの配置を行う前に、環境変数を適切な値に更新する必要があります。

パッケージを別のコンピューターに配置する場合は、2 つのセットの環境変数を作成する必要があります。1 つはローカル コンピューター用で、もう 1 つは配置先コンピューター用です。 現時点では、ソース コンピューター用の変数のみを作成できます。配置先コンピューター用の変数は後で作成しますが、配置先コンピューターにパッケージをインストールする前に、このコンピューターでフォルダーと環境変数が使用可能になっている必要があります。

ローカルの作業フォルダーを作成するには

  1. [スタート] メニューを右クリックし、[エクスプローラー] をクリックします。

  2. [ローカル ディスク (C:)]をクリックします。

  3. [ファイル] メニューの [新規作成]をポイントし、 [フォルダー]をクリックします。

  4. 新規フォルダーの名前を「 DeploymentTutorial」に変更します。

ローカルの環境変数を作成するには

  1. [スタート] ボタンをクリックし、 [コントロール パネル] をクリックします。

  2. コントロール パネルで、 [システム]をダブルクリックします。

  3. [システムのプロパティ] ダイアログ ボックスで、 [詳細設定] タブをクリックし、 [環境変数]をクリックします。

  4. [環境変数] ダイアログ ボックスの [システム環境変数] フレームで、 [新規]をクリックします。

  5. [新しいシステム変数] ダイアログ ボックスで、 [変数名] ボックスに「 DataTransfer 」と入力し、 [変数値] ボックスに「 C:\DeploymentTutorial\datatransferconfig.dtsconfig 」と入力します。

  6. [OK] をクリックします。

  7. [新規] を再びクリックし、 [変数名] ボックスに「 LoadXMLData 」と入力し、 [変数値] ボックスに「 C:\DeploymentTutorial\loadxmldataconfig.dtsconfig 」と入力します。

  8. [OK] をクリックして [環境変数] ダイアログ ボックスを閉じます。

  9. [OK] をクリックして [システムのプロパティ] ダイアログ ボックスを閉じます。

  10. 必要に応じて、コンピューターを再起動します。 コンピューターを再起動しない場合、新しい変数の名前はパッケージ構成ウィザードには表示されませんが、この変数を使用することはできます。

配置先の環境変数を作成するには

  1. [スタート] ボタンをクリックし、 [コントロール パネル] をクリックします。

  2. コントロール パネルで、 [システム]をダブルクリックします。

  3. [システムのプロパティ] ダイアログ ボックスで、 [詳細設定] タブをクリックし、 [環境変数]をクリックします。

  4. [環境変数] ダイアログ ボックスの [システム環境変数] フレームで、 [新規]をクリックします。

  5. [新しいシステム変数] ダイアログ ボックスで、 [変数名] ボックスに「 DataTransfer 」と入力し、 [変数値] ボックスに「 C:\DeploymentTutorialInstall\datatransferconfig.dtsconfig 」と入力します。

  6. [OK] をクリックします。

  7. [新規] を再びクリックし、 [変数名] ボックスに「 LoadXMLData 」と入力し、 [変数値] ボックスに「 C:\DeploymentTutorialInstall\loadxmldataconfig.dtsconfig 」と入力します。

  8. [OK] をクリックして [環境変数] ダイアログ ボックスを閉じます。

  9. [OK] をクリックして [システムのプロパティ] ダイアログ ボックスを閉じます。

  10. 必要に応じて、コンピューターを再起動します。

このレッスンの次の作業

手順 2:配置プロジェクトの作成