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移行マネージャーを使用して Google シート スプレッドシートをスキャンする

重要

Google API クォータの制限により、シート スキャンは各シート ファイルのスコープを制限して動作します。 具体的には、シート スキャンでは、上位 1,000 個のセルまたは特定された最初の 100 個のエラーのみを調べ、最初に条件が満たされた場合は、そのシート ファイルのスキャン プロセスが終了します。

シート スキャンは、Microsoft Excel ファイルにエクスポートして転送するときに、互換性のない数式や Google スプレッドシートの無効な埋め込みリンクなどの問題を公開するスキャン機能です。 移行マネージャーは、シート スキャン プロセスで検出された問題を一覧表示するシート レポートを生成します。 シート スキャンは既定でオフになっています。 プロジェクト設定で有効にすると、一般的なスキャン プロセスの一部として自動的に実行されます。

詳細情報:

前提条件

Microsoft 365 Migration アプリに、Google Marketplace のすべての Google スプレッドシートへのアクセス権を付与する必要があります。 移行マネージャーが Google スプレッドシートで シート スキャン を実行するには、スプレッドシートへのアクセス権を付与する必要があります。

Google スプレッドシートへのアクセスを許可する

  1. Google Marketplace に Google 管理者の資格情報を使用してサインインします。
  2. [ ドライブ] で、[すべての Google スプレッドシートスプレッドシートを表示する] の状態が [許可済み] と表示されていることを確認します。

移行マネージャーが Google スプレッドシートで シート スキャン を実行する前に、Google スプレッドシートのアクセス許可を付与する必要があります。 詳細については、こちらを参照してください。

gsheet に対する Google アクセス許可の付与を示すスクリーンショット

  1. 付与されていない場合は、ページの上部にある [アクセス 権の付与] を選択してアクセス権を付与します。
  2. アクセス権が付与されると、Migration Manager は Google スプレッドシート ファイルのシート スキャンを実行できます。

シート スキャンを有効にする

Google ドライブ移行プロジェクトで Google シート スキャンを有効にするには:

  1. 右上のツール バーで [ プロジェクト設定] を選択します。
  2. [詳細設定] タブを選択します。
  3. [ Google シートスキャン設定を有効にする] を選択します 。 有効にすると、シート スキャンは一般的なスキャンの一部として自動的に含まれます。

シート スキャン レポート

一般的なスキャンが完了すると、シート スキャン レポートが生成されるまでに時間がかかる場合があります。 シート スキャン レポートをダウンロードするには、1 つまたは複数のスキャン タスクを選択し、アクション バーから [レポートのダウンロード - シートの概要/シートの詳細] を選択します。

レポートの種類 [ダウンロード] メニュー タスクの選択制限 レポート名 レポートの説明
シートの概要 レポートのダウンロード – シートの概要 最大 1,000 個のタスクを選択できます SheetSummary.csv 選択した各タスクの Google スプレッドシートの概要
シートの詳細 レポートのダウンロード – シートの詳細 最大 100 個のタスクを選択できます - SheetItem.csv
- SheetIssue.csv
SheetItem.csv: スキャンされたすべての Google スプレッドシート ファイルをListsし、問題
があるかどうかをSheetIssue.csvするかどうか: 選択したタスクの問題の詳細をListsします

SheetSummary.csv

選択した各タスクの Google スプレッドシートの概要。 各行は、選択した各タスクの概要を表します。

列名 説明
TaskId 選択したタスクの ID。トラブルシューティングに使用されます。
名前 ソースで選択したタスクの表示名。
SourcePath 選択したタスクのソース パス。
TotalGSheet タスクで見つかった Google スプレッドシートの数。
GSheetWithIssue 問題が見つかったタスク内の Google スプレッドシートの数。
問題 タスクで見つかった問題の合計数。
SheetScanStatus シート スキャン プロセスの状態。

SheetItem.csv

スキャンされたすべての Google スプレッドシート ファイルと、問題があるかどうかを一覧表示します。

列名 説明
TaskId 選択したタスクの ID。トラブルシューティングに使用されます。
TransactionID タスクが実行されるたびに、トランザクションになります。 トランザクション ID はトラブルシューティングに使用されます。
名前 ソースで選択したタスクの表示名。
SourcePath 選択したタスクのソース パス。
FullPath ソース内の項目の完全パス。
LastModified Google スプレッドシート ファイルの最終変更時刻。
IssueCount Google スプレッドシート ファイルで見つかった問題の合計数。

SheetIssue.csv

選択したタスクの問題の詳細。

列名 説明
TaskId 選択したタスクの ID。トラブルシューティングに使用されます。
TransactionID タスクが実行されるたびに、トランザクションになります。 トランザクション ID はトラブルシューティングに使用されます。
名前 ソースで選択したタスクの表示名。
SourcePath 選択したタスクのソース パス。
FullPath ソース内の項目の完全パス。
LastModified Google スプレッドシート ファイルの最終変更時刻。
SheetName Google スプレッドシート ファイルの名前。
IssueType 見つかった問題の種類。
IssueDetail 見つかった問題の詳細。
CellLocation 問題が見つかったセルの場所。
CellContent 問題が見つかったセルの元のコンテンツ。