SharePoint Framework v1.11 のリリース ノート
今回のリリースでは、ソリューションでの追加属性のサポートにより、ストアでの SharePoint Framework のサポートと、Microsoft Teams の新しいメッセージ拡張機能のサポートが可能になります。
リリース日: 2020 年 7 月 16 日
重要
このページでは、特定の SPFx リリース バージョンに関連する詳細について説明します。 このページには、Node.js、Yeoman、その他のツールなど、SPFx ソリューションを開発するためにインストールする必要のある追加の SPFx 前提条件は含まれていません。
これらの前提条件の詳細については、「SharePoint Framework 開発環境を設定する」を参照してください。
v1.10 から v1.11 へのプロジェクトのアップグレード
- プロジェクトの package.json ファイルで、すべての SPFx v1.10 パッケージを特定します。 各 SPFx パッケージの場合:
既存の v1.10 パッケージをアンインストールします:
npm uninstall @microsoft/{spfx-package-name}@1.10
更新された v1.11 パッケージをインストールします:
npm install @microsoft/{spfx-package-name}@1.11 --save --save-exact
重要
記事「ドキュメント: SharePoint Framework ツールチェーン - 開発者情報の更新」で説明されているように、package-solution.json を新しい開発者情報で更新してください。 この情報を提供しないと、gulp パッケージソリューション プロセス中にエラーが発生します。
ヒント
Microsoft 365 の CLI には、ソリューションを最新の SharePoint Framework バージョンに アップグレード するための簡単で段階的なガイダンスが用意されています。
新機能
- AppSource および Marketplace でサポートされている SharePoint Framework ソリューション
- 追加された Microsoft Teams タスク モジュールをサポートする
- SharePoint Framework ソリューションの追加のメタデータ
- アプリ ページの特定の画像を定義するためサポートする
注:
SharePoint Framework で作成された Office アドインはまだプレビュー段階です。
このリリースでの変更と非推奨
- 削除: SharePoint Framework の Web パーツの作成時に表示される抜き合わせ Web フレームワーク オプション。 抜き合わせは引き続き使用できますが、既定のスキャフォールディングはありません。
- 削除: Node.js v8 サポート。 最新の推奨バージョンの詳細については、「SharePoint Framework 開発環境を設定する」 を参照してください。
- 削除: ローカル ワークベンチでの system.js のサポート。
重要
今後の SharePoint Framework のリリースでは、ローカル ワークベンチのサポートを削除する予定です。
既知の問題と制限事項
このリリースでは、既知の問題はありません。