SharePoint アドインを開発するためのツールと環境
SharePoint アドインの開発環境には次の 2 つの基本的なパターンがあります。テストおよびデバッグ用の SharePoint Web サイトは以下の場所にあります。
Office 365 サブスクリプションの SharePoint Online Web サイト。 通常、Visual Studio はローカル コンピューターにインストールされますが、クラウドベースの Visual Studio も選択肢の 1 つになります。
オンプレミスのサーバー 1 台の SharePoint ファーム。 Visual Studio は同じコンピューターにインストールされます。
以下の点を考慮してください。
使用する環境の種類に関係なく、作成するほぼすべてのアドインを SharePoint Online またはオンプレミスの SharePoint ファームのいずれかに展開できます。 一般に、フル コントロールのアクセス許可を必要とするアドインや信頼性の高い認証システムを使用するアドインなど、SharePoint Online に展開できないアドインは、それを使用して開発することもできません
使用する環境の種類に関係なく、SharePoint ホスト型とプロバイダー ホスト型 SharePoint アドインの両方を開発することができます。
オンプレミスと SharePoint Online の両方にテスト サイトを配置できます。
すべてを考慮すると、2 つのオプションは、同じように簡単に設定できます。
開発に使用できる SharePoint Online サブスクリプションを使って SharePoint Online 環境を作成する場合には、「既存の Office 365 サブスクリプション内で開発者向けサイトを作成する」を参照してください。
オンプレミスの環境を作成する場合には、「SharePoint アドインのオンプレミスの開発環境をセットアップする」を参照してください。
注:
このトピックは、SharePoint アドインを開発するための環境のみ扱います。ファーム ソリューションを開発する場合は、「SharePoint の一般的な開発環境を設定する」を参照してください。
両方の種類の開発を行う場合は、後述の記事を参照してから、SharePoint アドインを開発するために必要な追加手順について、「SharePoint アドインのオンプレミスの開発環境をセットアップする」を参照してください。