KustoCompute クラス

Azure Machine Learning の Kusto コンピューティング先を管理します。

Kusto は、Azure Data Explorer とも呼ばれ、Azure Machine Learning パイプラインとともにコンピューティング先として使用できます。 このコンピューティング先には、ターゲット Kusto クラスターへのアクセスに使用される Kusto 接続文字列とサービス プリンシパルの資格情報が保持されます。

ComputeTarget クラスコンストラクター。

指定されたワークスペースに関連付けられている Compute オブジェクトのクラウド表現を取得します。 取得した Compute オブジェクトの特定の型に対応する子クラスのインスタンスを返します。

継承

ComputeTarget

KustoCompute

コンストラクター

KustoCompute(workspace, name)

パラメーター

名前	説明
workspace 必須	Workspace 取得する KustoCompute オブジェクトを含むワークスペース オブジェクト。
name 必須	str 取得する KustoCompute オブジェクトの名前。
workspace 必須	Workspace 取得する Compute オブジェクトを含むワークスペース オブジェクト。
name 必須	str 取得する Compute オブジェクトの 名前。

メソッド

attach_configuration	Kusto コンピューティング先をアタッチするための構成オブジェクトを作成します。
delete	KustoCompute オブジェクトでは、削除はサポートされていません。 代わりに detach を使用してください
deserialize	JSON オブジェクトを KustoCompute オブジェクトに変換します。
detach	関連付けられているワークスペースから Kusto オブジェクトをデタッチします。 基になるクラウド オブジェクトは削除されません。関連付けのみが削除されます。
get_credentials	Kusto ターゲットの資格情報を取得します。
refresh_state	オブジェクトのプロパティのインプレース更新を実行します。 このメソッドは、対応するクラウド オブジェクトの現在の状態に基づいてプロパティを更新します。 これは主に、コンピューティング状態の手動ポーリングに使用されます。
serialize	この KustoCompute オブジェクトを JSON のシリアル化されたディクショナリに変換します。

attach_configuration

Kusto コンピューティング先をアタッチするための構成オブジェクトを作成します。

static attach_configuration(resource_group=None, workspace_name=None, resource_id=None, tenant_id=None, kusto_connection_string=None, application_id=None, application_key=None)

パラメーター

名前	説明
resource_group	str ワークスペースのリソース グループの名前。 規定値: None
workspace_name	str ワークスペース名。 規定値: None
resource_id	str コンピューティング リソースの Azure リソース ID。 規定値: None
tenant_id	str コンピューティング リソースのテナント ID。 規定値: None
kusto_connection_string	str Kusto クラスターの接続文字列。 規定値: None
application_id	str コンピューティング リソースのアプリケーション ID。 規定値: None
application_key	str コンピューティング リソースのアプリケーション キー。 規定値: None

戻り値

型	説明
KustoAttachConfiguration	コンピューティング オブジェクトをアタッチするときに使用される構成オブジェクト。

delete

KustoCompute オブジェクトでは、削除はサポートされていません。 代わりに detach を使用してください

delete()

例外

型	説明
ComputeTargetException

deserialize

JSON オブジェクトを KustoCompute オブジェクトに変換します。

static deserialize(workspace, object_dict)

パラメーター

名前	説明
workspace 必須	Workspace KustoCompute オブジェクトが関連付けられているワークスペース オブジェクト。
object_dict 必須	dict KustoCompute オブジェクトに変換する JSON オブジェクト。

戻り値

型	説明
KustoCompute	指定された JSON オブジェクトの KustoCompute 表現。

例外

型	説明
ComputeTargetException

注釈

指定されたワークスペースが、Compute が関連付けられているワークスペースではない場合、ComputeTargetException を発生させます。

detach

関連付けられているワークスペースから Kusto オブジェクトをデタッチします。

基になるクラウド オブジェクトは削除されません。関連付けのみが削除されます。

detach()

例外

型	説明
ComputeTargetException

get_credentials

Kusto ターゲットの資格情報を取得します。

get_credentials()

戻り値

型	説明
dict[str, dict[str, str]]	Kusto ターゲットの資格情報。

例外

型	説明
ComputeTargetException

refresh_state

オブジェクトのプロパティのインプレース更新を実行します。

このメソッドは、対応するクラウド オブジェクトの現在の状態に基づいてプロパティを更新します。 これは主に、コンピューティング状態の手動ポーリングに使用されます。

refresh_state()

serialize

この KustoCompute オブジェクトを JSON のシリアル化されたディクショナリに変換します。

serialize()

戻り値

型	説明
dict	この KustoCompute オブジェクトの JSON 表現。