AzureMLTokenAuthentication クラス

送信される実行のコンテキストで認証トークンとアクセス トークンを管理します。

Azure Machine Learning トークンは、実行が送信されると生成され、実行を送信したコードでのみ使用できます。 AzureMLTokenAuthentication クラスは、送信される実行のコンテキストでのみ使用できます。 返されたトークンは、コンピューティングのプロビジョニングなどの Azure Resource Manager (ARM) 操作に対しては使用できません。 Azure Machine Learning トークンは、ユーザーのプライベート資格情報を使用すると安全でない可能性がある、プログラムをリモートで実行する場合に便利です。

Azure ML トークンによってユーザーを承認します。

Azure ML トークンは、実行が送信されると生成され、送信を行ったコードでのみ使用できます。 クラスは、送信された実行のコンテキストでのみ使用できます。 トークンは、コンピューティングのプロビジョニングなどの ARM 操作に対して使用することはできません。 Azure ML トークンは、ユーザーのプライベート資格情報を使用するのが安全でない可能性があるプログラムをリモートで実行する場合に便利です。 このクラスのコンシューマーは、新しいオブジェクトを作成するか、同じrun_scope (subscription_id、resource_group_name、workspace_name、experiment_name、run_id) を持つ登録済みインスタンスを返すクラス メソッド create を呼び出す必要があります。

継承

AbstractAuthentication

AzureMLTokenAuthentication

コンストラクター

AzureMLTokenAuthentication(azureml_access_token, expiry_time=None, host=None, subscription_id=None, resource_group_name=None, workspace_name=None, experiment_name=None, run_id=None, user_email=None, experiment_id=None, cloud='AzureCloud')

パラメーター

名前	説明
azureml_access_token 必須	str Azure ML トークンは、実行が送信されると生成され、送信を行ったコードでのみ使用できます。
expiry_time	datetime Azure ML トークンの有効期限。 規定値: None
host	str 規定値: None
subscription_id	str 実験が送信される Azure サブスクリプション ID。 規定値: None
resource_group_name	str 実験が送信されるリソース グループ名。 規定値: None
workspace_name	str 実験が送信されるワークスペース。 規定値: None
experiment_name	str 新しい実験名。 規定値: None
experiment_id	str 実験 ID。これを指定すると、experiment_name は無視されます 規定値: None
run_id	str 実行の ID。 規定値: None
user_email	str (省略可能) ユーザーのメール アドレス。 規定値: None
cloud	str ターゲット クラウドの名前。 "AzureCloud"、"AzureChinaCloud"、または "AzureUSGovernment" のいずれかを指定できます。 クラウドが指定されていない場合は、"AzureCloud" が使用されます。 規定値: AzureCloud
azureml_access_token 必須	str Azure ML トークンは、実行が送信されると生成され、送信を行ったコードでのみ使用できます。
expiry_time 必須	<xref:datetime.Datetime> Azure ML トークンの有効期限。
host 必須	str
subscription_id 必須	str 実験が送信される Azure サブスクリプション ID。
resource_group_name 必須	str 実験が送信されるリソース グループ名。
workspace_name 必須	str 実験が送信されるワークスペース。
experiment_name 必須	str 新しい実験名。
experiment_id 必須	str 実験 ID。これを指定すると、experiment_name は無視されます
run_id 必須	str 実行の ID。
user_email 必須	str (省略可能) ユーザーのメール アドレス。
cloud 必須	str ターゲット クラウドの名前。 "AzureCloud"、"AzureChinaCloud"、または "AzureUSGovernment" のいずれかを指定できます。 クラウドが指定されていない場合は、"AzureCloud" が使用されます。

注釈

このクラスのコンシューマーは、クラスのメソッド create を呼び出す必要があります。このメソッドは、新しいオブジェクトを作成するか、指定された同じ run_scope (subscription_id、resource_group_name、workspace_name、experiment_name、run_id) を持つ登録済みインスタンスを返します。

メソッド

create	AzureMLTokenAuthentication オブジェクトを作成するか、同じ run_scope の登録済みインスタンスを返します。
get_authentication_header	HTTP の Authorization ヘッダーを返します。 Authorization ヘッダーには、サービスに対するアクセス承認のためのユーザー アクセス トークンが含まれます。
set_token	Azure ML のアクセス トークンを更新します。

create

AzureMLTokenAuthentication オブジェクトを作成するか、同じ run_scope の登録済みインスタンスを返します。

create(azureml_access_token, expiry_time, host, subscription_id, resource_group_name, workspace_name, experiment_name, run_id, user_email=None, experiment_id=None)

パラメーター

名前	説明
cls 必須	クラス メソッドを示します。
azureml_access_token 必須	str Azure ML トークンは、実行が送信されると生成され、送信を行ったコードでのみ使用できます。
expiry_time 必須	datetime Azure ML トークンの有効期限。
host 必須	str
subscription_id 必須	str 実験が送信される Azure サブスクリプション ID。
resource_group_name 必須	str 実験が送信されるリソース グループ名。
workspace_name 必須	str 実験が送信されるワークスペース。
experiment_name 必須	str 新しい実験名。
experiment_id	str 実験 ID。これを指定すると、experiment_name は無視されます 規定値: None
run_id 必須	str 実行の ID。
user_email	str (省略可能) ユーザーのメール アドレス。 規定値: None

get_authentication_header

HTTP の Authorization ヘッダーを返します。

Authorization ヘッダーには、サービスに対するアクセス承認のためのユーザー アクセス トークンが含まれます。

get_authentication_header()

戻り値

型	説明
dict	HTTP の Authorization ヘッダーを返します。

set_token

Azure ML のアクセス トークンを更新します。

set_token(token, expiry_time)

パラメーター

名前	説明
token 必須	str 更新するトークン。
expiry_time 必須	datetime 新しい有効期限。

属性

expiry_time

Azure ML トークンの有効期限を返します。

戻り値

型	説明
datetime	有効期限。

token

Azure ML トークンを返します。

戻り値

型	説明
str	Azure ML アクセス トークン。

EXPIRATION_THRESHOLD_IN_SECONDS

更新プロセスが開始される有効期限の前の秒数。

EXPIRATION_THRESHOLD_IN_SECONDS = 95

REFRESH_INTERVAL_IN_SECONDS

再試行がタイムアウトするまでの秒数。

REFRESH_INTERVAL_IN_SECONDS = 30