方法: ETW (Event Tracing for Windows) データを収集する
Event Tracing for Windows (ETW) は、効率的なカーネル レベルのトレース機能であり、プロファイラーによってカーネルまたはアプリケーションで定義されたイベントのログが記録されるようにします。イベント プロバイダーから収集されたデータは、VSPerfReport コマンド ライン ツールの Summary:ETW オプションを使用してのみ表示できます。このレポートを使用することにより、アプリケーション内でパフォーマンス上の問題が発生している場所を特定できます。
要件
- Visual Studio Ultimate, Visual Studio Premium, Visual Studio Professional
[!メモ]
Windows 8 および Windows Server 2012 の強化されたセキュリティ機能によって、Visual Studio プロファイラーがこれらのプラットフォームでデータを収集する方法に大幅な変更が必要になりました。Windows ストア アプリにも新しい収集手法が必要です。「Windows 8 および Windows Server 2012 アプリケーションのプロファイリング」を参照してください。
イベント トレース プロバイダーを有効にするには
パフォーマンス エクスプローラーで、パフォーマンス セッションを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
[プロパティ ページ] で、[Windows イベント] プロパティをクリックします。
[データを収集するイベント トレース プロバイダーの選択] の一覧で、アプリケーションのプロファイリングに使用するイベント プロバイダーを選択します。