CCommandLineInfo クラス
アプリケーション起動時のコマンド ライン解析を補助します。
class CCommandLineInfo : public CObject
メンバー
パブリック コンストラクター
名前 |
説明 |
---|---|
既定の CCommandLineInfo オブジェクトを構築します。 |
パブリック メソッド
名前 |
説明 |
---|---|
各パラメーターを解析するには、このコールバックをオーバーライドします。 |
パブリック データ メンバー
名前 |
説明 |
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コマンド ライン /Automation オプションが見つかったかどうかを示します。 |
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コマンド ライン /Embedding オプションが見つかったかどうかを示します。 |
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スプラッシュ スクリーンを表示するかどうかを示します。 |
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処理されるシェル コマンドを示します。 |
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シェル コマンドで印刷先が指定された場合に、ドライバー名を示します。それ以外の場合は空です。 |
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開かれるファイル名または印刷されるファイル名を示します。シェル コマンドが新規作成または DDE の場合は空です。 |
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シェル コマンドで印刷先が指定された場合に、ポート名を示します。それ以外の場合は空です。 |
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シェル コマンドで印刷先が指定された場合に、プリンター名を示します。それ以外の場合は空です。 |
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再起動マネージャーがアプリケーションを再起動した場合に、再起動マネージャーの一意の再起動識別子を示します。 |
解説
MFC アプリケーションは、通常、アプリケーション オブジェクトの InitInstance 関数でこのクラスのローカル インスタンスを作成します。CCommandLineInfo のオブジェクトを塗りつぶすために ParseParam を繰り返し呼び出すこのオブジェクトは CWinApp::ParseCommandLineに渡されます。CCommandLineInfo のオブジェクトは CWinApp::ProcessShellCommand に、コマンド ライン引数とフラグを処理するために渡されます。
次のコマンド ライン オプションとパラメーターをカプセル化するためにこのオブジェクトを使用する:
コマンド ライン引数 |
実行するコマンド |
---|---|
アプリケーション |
新しいファイル。 |
アプリケーションの ファイル名 |
ファイルを開きます。 |
アプリケーション/p ファイル名 |
既定のプリンターに印刷ファイル。 |
アプリケーション/pt ファイル名のプリンター ドライバーのポート |
指定したプリンターに印刷ファイル。 |
アプリケーション/dde |
開始し、またはのコマンドを待機します。 |
アプリケーション/Automation |
OLE オートメーション サーバーとして起動します。 |
アプリケーション/Embedding |
編集の開始まで OLE 埋め込みアイテム。 |
アプリケーション/Register アプリケーション/Regserver |
登録のタスクを実行するアプリケーションに通知します。 |
アプリケーション/Unregister アプリケーション/Unregserver |
非登録のタスクを実行するアプリケーションに通知します。 |
そのほかのフラグおよびパラメーター値を処理する CCommandLineInfo から新しいクラスを派生します。新しいフラグを処理 ParseParam オーバーライドします。
継承階層
CCommandLineInfo
必要条件
ヘッダー: afxwin.h