次の方法で共有


方法: 範囲の開始文字と終了文字をプログラムによって取得する

この例では、範囲の先頭と末尾の文字位置を取得する方法について説明します。

対象: このトピックの情報は、Word 2013 と Word 2010 のドキュメント レベルのプロジェクトおよびアプリケーション レベルのプロジェクトに適用されます。詳細については、「Office アプリケーションおよびプロジェクト タイプ別の使用可能な機能」を参照してください。

ドキュメント レベルのカスタマイズ内の範囲の開始文字と終了文字を取得するには

  • Range オブジェクトの Start プロパティおよび End プロパティの値を取得します。次のコード例は、ドキュメントの 2 つ目の文の開始位置と終了位置を取得します。このコード例を使用するには、プロジェクトの ThisDocument クラスから実行します。

    Dim rng As Word.Range = Me.Sentences(2)
    
    Dim startPosition As String = rng.Start.ToString()
    Dim endPosition As String = rng.End.ToString()
    
    MessageBox.Show("Start: " & startPosition & " End: " & endPosition, "Range Information")
    
    Word.Range rng = this.Sentences[2];
    
    string startPosition = rng.Start.ToString();
    string endPosition = rng.End.ToString();
    
    MessageBox.Show("Start: " + startPosition + " End: " + endPosition, "Range Information");
    

アプリケーション レベルのアドインを使用して範囲の開始文字と終了文字を取得するには

  • Range オブジェクトの Start プロパティおよび End プロパティの値を取得します。次のコード例は、アクティブ ドキュメントの 2 つ目の文の開始位置と終了位置を取得します。このコード例を使用するには、プロジェクトの ThisAddIn クラスから実行します。

    Dim rng As Word.Range = Me.Application.ActiveDocument.Sentences(2)
    
    Dim startPosition As String = rng.Start.ToString()
    Dim endPosition As String = rng.End.ToString()
    
    MessageBox.Show("Start: " & startPosition & " End: " & endPosition, "Range Information")
    
    Word.Range rng = this.Application.ActiveDocument.Sentences[2];
    
    string startPosition = rng.Start.ToString();
    string endPosition = rng.End.ToString();
    
    MessageBox.Show("Start: " + startPosition + " End: " + endPosition, "Range Information");
    

参照

処理手順

方法: プログラムによって文書に複数の範囲を定義して選択する

方法: プログラムによってドキュメント内の範囲を拡張する

方法: プログラムによって Word 文書の範囲をリセットする

方法: プログラムによって文書内の範囲または選択範囲を縮小する

方法: 範囲を作成するときにプログラムによって段落記号を除外する

方法: プログラムによって文書内の文字数をカウントする