方法: プログラムによって Word 文書の範囲をリセットする
SetRange メソッドを使用して、Microsoft Office Word 文書で既存の範囲のサイズを変更します。
対象: このトピックの情報は、Word 2013 と Word 2010 のドキュメント レベルのプロジェクトおよびアプリケーション レベルのプロジェクトに適用されます。詳細については、「Office アプリケーションおよびプロジェクト タイプ別の使用可能な機能」を参照してください。
既存の範囲をリセットするには
初期の範囲として文書の最初の 7 文字を設定します。
次のコード例はドキュメント レベルのカスタマイズで使用できます。
Dim rng As Word.Range = Me.Range(Start:=0, End:=7)
object start = 0; object end = 7; Word.Range rng = this.Range(ref start,ref end);
次のコード例はアプリケーション レベルのアドインで使用できます。このコードではアクティブ ドキュメントを使用します。
Dim rng As Word.Range = Me.Application.ActiveDocument.Range(Start:=0, End:=7)
Word.Range rng = this.Application.ActiveDocument.Range(0, 7);
SetRange を使用して、2 番目の文に始まり、5 番目の文の末尾で終了する範囲を設定します。
rng.SetRange(Start:=Me.Sentences(2).Start, End:=Me.Sentences(5).End)
rng.SetRange(this.Sentences[2].Start, this.Sentences[5].End);
ドキュメント レベルのカスタマイズの例
ドキュメント レベルのカスタマイズの既存の範囲を再設定するには
次の例は、ドキュメント レベルのカスタマイズの完全なコードを示しています。このコードを使用するには、プロジェクトの ThisDocument クラスから実行します。
Dim rng As Word.Range = Me.Range(Start:=0, End:=7) ' Reset the existing Range. rng.SetRange(Start:=Me.Sentences(2).Start, End:=Me.Sentences(5).End) rng.Select()
object start = 0; object end = 7; Word.Range rng = this.Range(ref start,ref end); // Reset the existing Range. rng.SetRange(this.Sentences[2].Start, this.Sentences[5].End); rng.Select();
アプリケーション レベルのアドインの例
アプリケーション レベルのアドインの既存の範囲を再設定するには
次の例は、アプリケーション レベルのアドインの完全なコードを示しています。このコードを使用するには、プロジェクトの ThisAddIn クラスから実行します。
Dim rng As Word.Range = Me.Application.ActiveDocument.Range(Start:=0, End:=7) ' Reset the existing Range. rng.SetRange(Start:=Me.Application.ActiveDocument.Sentences(2).Start, _ End:=Me.Application.ActiveDocument.Sentences(5).End) rng.Select()
Word.Range rng = this.Application.ActiveDocument.Range(0, 7); // Reset the existing Range. rng.SetRange(this.Application.ActiveDocument.Sentences[2].Start, this.Application.ActiveDocument.Sentences[5].End); rng.Select();
参照
処理手順
方法: プログラムによって文書に複数の範囲を定義して選択する