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COleCurrency::GetStatus

COleCurrency の特定のオブジェクトの状態 (有効性) を取得するには、このメンバー関数を呼び出します。

CurrencyStatus GetStatus( ) const;

戻り値

この COleCurrency の値の状態を返します。

解説

戻り値は COleCurrency のクラス内で定義されている CurrencyStatus によって列挙される型によって定義されます。

enum CurrencyStatus{

valid = 0,

invalid = 1,

null = 2,

};

これらの状況の値の簡単な説明については、以下の一覧を参照:

  • COleCurrency::validCOleCurrency でこのオブジェクトが有効であることを示します。

  • COleCurrency::invalidCOleCurrency でこのオブジェクトが無効であることを示しています; つまり、の値は正しくない場合があります。

  • COleCurrency::null は、値がこのオブジェクトに対して指定されていないこと COleCurrency のこのオブジェクトが null、つまりであることを示します。(これは C++ nullに対して「値を持たないデータベースの意味の「null」」、です)。

COleCurrency のオブジェクトの状態は、次の場合に無効です:

  • 値を通貨値に変換できなかった VARIANT または COleVariant の値から設定されます。

  • このオブジェクトが代入算術演算でオーバーフローまたはアンダーフローたとえば、+= か ***=**が発生する場合は。

  • 無効な値がこのオブジェクトに割り当てられている。

  • オブジェクトの状態が SetStatusを使用して無効に明示的に設定されている場合。

無効に条件を設定する可能性のある操作の詳細については、次のメンバー関数を参照:

使用例

// even an empty COleCurrency is valid
COleCurrency cy;
ASSERT(cy.GetStatus() == COleCurrency::valid);

// always valid after being set
cy.SetCurrency(4, 500);
ASSERT(cy.GetStatus() == COleCurrency::valid);

// some conversions aren't possible and will
// cause an invalid state, like this:
CByteArray array;
COleVariant varBogus(array);
cy = varBogus;
ASSERT(cy.GetStatus() == COleCurrency::invalid);

必要条件

ヘッダー : afxdisp.h

参照

関連項目

COleCurrency クラス

階層図

COleCurrency::SetStatus

COleCurrency::m_status