次の方法で共有


CodeEvent.Children プロパティ

この CodeEvent に含まれているオブジェクトのコレクションを取得します。

名前空間:  EnvDTE80
アセンブリ:  EnvDTE80 (EnvDTE80.dll 内)

構文

'宣言
ReadOnly Property Children As CodeElements
CodeElements Children { get; }
property CodeElements^ Children {
    CodeElements^ get ();
}
abstract Children : CodeElements
function get Children () : CodeElements

プロパティ値

型 : EnvDTE.CodeElements
CodeElements コレクション。

解説

CodeEvent オブジェクトに子がない場合は、Nothing が返されます。

このプロパティは、主に Visual C++ で使用されます。Children は、コード要素から返すことができるすべてのオブジェクトを返します。たとえば、クラスの場合は、メンバー、ベース、実装されたインターフェイス、属性、コメントなどを返します。

Children は、このコード要素を通じて参照できる、関連付けられたすべての CodeElement オブジェクトのコレクションを返します。たとえば、CodeClass では、Visual C++ の属性付きプログラミング機能に基づいて提供されたコードやテンプレート パラメーターなどと共に、クラスのメタデータ コード要素や、Visual C++ の declspec などが含まれます。CodeFunction には、そのすべてのパラメーターや、Visual C++ の属性付きプログラミング機能に基づいて提供されたパラメーターなどが含まれます。

オブジェクトや言語によっては、Children プロパティが Nothing を返す場合もあります。Visual Studio でこれをサポートするための要件は特にありません。

[!メモ]

特定の種類の編集を行った後に、クラス、構造体、関数、属性、デリゲートなどのコード モデル要素の値を決定できないことがあります。つまり、これらの要素の値は、信頼できる値ではなく、常に同じ値になるとは限りません。詳細については、「コード モデルを使用したコードの調査 (Visual Basic)」で、コード モデル要素値を変更する方法についての説明を参照してください。

Children プロパティを使用する方法を次の例に示します。

このプロパティをテストするには

  1. ターゲット プロジェクトを開き、イベント オブジェクト上にカーソルを配置してコード イベント要素を選択します。

  2. アドインを実行します。

public static void Children(EnvDTE80.DTE2 dte)
{
    TextSelection objTextSel;
    EnvDTE80.CodeEvent codeEvent;
    objTextSel = (TextSelection)dte.ActiveDocument.Selection;
    codeEvent = (EnvDTE80.CodeEvent)objTextSel.ActivePoint.get_CodeElement(vsCMElement.vsCMElementEvent);

    MessageBox.Show("\nNumber of Children: " +
        codeEvent.Children.Count, "Testing Children Property");
}

.NET Framework セキュリティ

  • 直前の呼び出し元に対する完全な信頼。このメンバーは、部分的に信頼されているコードから使用することはできません。詳細については、「部分信頼コードからのライブラリの使用」を参照してください。

参照

関連項目

CodeEvent インターフェイス

EnvDTE80 名前空間

Children

その他の技術情報

方法 : オートメーション オブジェクト モデルのコード例をコンパイルおよび実行する

コード モデルを使用したコードの調査 (Visual Basic)

コード モデルを使用したコードの調査 (Visual C#)