イベントへの応答 (Visual Basic および Visual C# プロジェクト)

環境イベントは、2 つのカテゴリに分類されます。1 つは一般的な環境イベント、もう 1 つは特定の種類のプロジェクトに適用する環境イベントです。一般的な環境イベントには、ウィンドウ イベント、タスク一覧イベント、ツール ウィンドウ イベントなどがあります。

Visual C# プロジェクトおよび Visual Basic プロジェクトに固有の環境イベントは、VSLangProj および VSLangProj80 で定義されています。EnvDTE80 名前空間には、プロジェクトに固有の 2 つのイベント オブジェクトが含まれます。具体的には ProjectsEvents オブジェクトおよび ProjectItemsEvents オブジェクトで、プロジェクトの種類ごとに使用できるオブジェクトでもあります。ただし、ProjectsEvents および ProjectItemsEvents は、Visual Studio 統合開発環境 (IDE: Integrated Development Environment) のすべてのプロジェクトの種類に対して定義されています。特定の種類のプロジェクトに適用するイベントは、参照イベント、インポート イベント (Visual Basic のみ)、Web 参照イベント、ビルド マネージャー イベント、プロジェクト イベント、およびプロジェクト項目イベントです。

このセクションの内容

• 方法 : オートメーション イベントを処理する (Visual Basic)
  Visual Basic を使用して Visual Studio アドインで一般的なオートメーション イベントを処理する方法について説明します。

• 方法 : オートメーション イベントを処理する (Visual C#)
  Visual C# を使用して Visual Studio アドインで一般的なオートメーション イベントを処理する方法について説明します。

• イベント オブジェクト (プロジェクトの種類に固有)
  Visual C# プロジェクトおよび Visual Basic プロジェクトに固有のイベント オブジェクトの一覧を示します。また、イベント ハンドラーまたは Visual Studio のアド インに特定のプロジェクトの種類を指定するために使用される文字列エントリを検索する方法について説明します。

• 方法 : 特定のプロジェクトのイベントに応答する (Visual Basic)
  Visual Basic を使用して Visual Studio アドインで特定の種類のプロジェクトに適用するイベントを処理する方法について説明します。

• 方法 : 特定のプロジェクトのイベントに応答する (Visual C#)
  Visual C# を使用して Visual Studio アドインで特定の種類のプロジェクトに適用するイベントを処理する方法について説明します。

• 方法 : Web 参照イベントを処理する (Visual Basic)
  Visual Basic を使用して Visual Studio アドインで特定の種類のプロジェクトに適用する Web 参照イベントを処理する方法について説明します。

• 方法 : Web 参照イベントを処理する (Visual C#)
  Visual C# を使用して Visual Studio アドインで特定の種類のプロジェクトに適用する Web 参照イベントを処理する方法について説明します。

関連項目

• VSProjectEvents2
  VSProjectEvents クラスを拡張します。この新しいクラスは、Web 参照イベントへのアクセスを提供します。

• Events2
  機能拡張モデルのすべてのイベントにアクセスできます。イベントは、機能拡張モデルの特定のオブジェクトから公開されることもあります。

関連項目

• オートメーション イベントへの応答
  一般的なオートメーション モデルを使用してイベントを処理する方法について説明します。

• プロジェクト機能拡張の概要
  Visual Studio IDE で Visual C# プロジェクトおよび Visual Basic プロジェクトを拡張するためのオブジェクト モデルについて説明します。