VCFileCodeModel インターフェイス
ソース ファイル内のコード要素を表すオブジェクト。
名前空間: Microsoft.VisualStudio.VCCodeModel
アセンブリ: Microsoft.VisualStudio.VCCodeModel (Microsoft.VisualStudio.VCCodeModel.dll 内)
構文
'宣言
<GuidAttribute("4D878331-9C51-4802-8C46-2C867A3518F7")> _
Public Interface VCFileCodeModel _
Inherits FileCodeModel2
[GuidAttribute("4D878331-9C51-4802-8C46-2C867A3518F7")]
public interface VCFileCodeModel : FileCodeModel2
[GuidAttribute(L"4D878331-9C51-4802-8C46-2C867A3518F7")]
public interface class VCFileCodeModel : FileCodeModel2
[<GuidAttribute("4D878331-9C51-4802-8C46-2C867A3518F7")>]
type VCFileCodeModel =
interface
interface FileCodeModel2
end
public interface VCFileCodeModel extends FileCodeModel2
VCFileCodeModel 型で公開されるメンバーは以下のとおりです。
プロパティ
名前 | 説明 | |
---|---|---|
Attributes | オブジェクトのすべての属性のコレクションを取得します。 | |
Classes | オブジェクトのクラスのコレクションを取得します。 | |
CodeElements | コード要素のコレクションを取得します。 | |
Delegates | オブジェクトのデリゲートのコレクションを取得します。 | |
DTE | トップ レベルの機能拡張オブジェクトを取得します。 | |
EndPoint | コード項目の終了位置であるエディット ポイントを取得します。 | |
Enums | オブジェクトの列挙値のコレクションを取得します。 | |
Functions | オブジェクトの関数のコレクションを取得します。 | |
IDLImports | オブジェクトの .idl ファイルから Import ステートメントのコレクションを取得します。 | |
IDLLibraries | オブジェクトの Library 要素のコレクションを取得します。 | |
Imports | オブジェクトの #import ステートメントのコレクションを取得します。 | |
Includes | オブジェクトの #include ステートメントのコレクションを取得します。 | |
Interfaces | オブジェクトのインターフェイスのコレクションを取得します。 | |
IsBatchOpen | 現在、実装されていません。 | |
IsManaged | ref キーワードが使用されているかどうかを取得します。 | |
IsMCOldSyntax | 古い構文を使用してファイルがコンパイルされたかどうかを示す値を取得します。 | |
IsSynchronized | 実装されていません。 | |
Language | コードの作成に使用されたプログラミング言語を取得します。 | |
Macros | オブジェクトのマクロ (#define ステートメント) のコレクションを取得します。 | |
Maps | オブジェクトのマップのコレクションを取得します。 | |
Namespaces | オブジェクトの名前空間のコレクションを取得します。 | |
Parent | 指定したオブジェクトの直接の親オブジェクトを取得します。 | |
ParseStatus | コード モデルについて、ファイルのパース結果を定義する列挙体を取得します。 | |
StartPoint | コード項目の先頭を定義する TextPoint オブジェクトを取得します。 | |
Structs | オブジェクトの構造体要素のコレクションを取得します。 | |
Typedefs | オブジェクトの typedef 要素のコレクションを取得します。 | |
Unions | オブジェクトの union 要素のコレクションを取得します。 | |
Usings | オブジェクトの #using 要素のコレクションを取得します。 | |
Variables | オブジェクトの変数のコレクションを取得します。 |
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メソッド
名前 | 説明 | |
---|---|---|
AbortTransaction | 現在のトランザクションを停止します。 | |
AddAttribute | 新しい属性コード構成を作成し、適切な位置にコードを挿入します。 | |
AddClass | 新しいクラス コード構成を作成し、適切な位置にコードを挿入します。 | |
AddDelegate | 新しいデリゲート コード構成を作成し、適切な位置にコードを挿入します。 | |
AddEnum | 新しい列挙コード構成を作成し、適切な位置にコードを挿入します。 | |
AddFunction | 新しい関数コード構成を作成し、適切な位置にコードを挿入します。 | |
AddIDLImport | 新しい import ステートメントを VCFileCodeModel オブジェクトの .idl ファイルに追加します。 | |
AddIDLLibrary | 新しい library ステートメントを VCFileCodeModel オブジェクトの .idl ファイルに追加します。 | |
AddImport | VCFileCodeModel オブジェクトに #import 要素を追加します。 | |
AddImport_2 | VCFileCodeModel オブジェクトに #import 要素を追加します。 | |
AddInclude | VCFileCodeModel オブジェクトに #include 要素を追加します。 | |
AddInterface | 新しいインターフェイス コード構成を作成し、適切な位置にコードを挿入します。 | |
AddMacro | VCFileCodeModel オブジェクトに #define 要素を追加します。 | |
AddMap | オブジェクトにマップを追加します。 | |
AddNamespace | 新しい名前空間コード構成を作成し、適切な位置にコードを挿入します。 | |
AddStruct | 新しい構造体コード構成を作成し、適切な位置にコードを挿入します。 | |
AddTypedef | オブジェクトに typedef ステートメントを追加します。 | |
AddUnion | オブジェクトに union ステートメントを追加します。 | |
AddUsing | VCFileCodeModel オブジェクトに #using 要素を追加します。 | |
AddVariable | 新しい変数コード構成を作成し、適切な位置にコードを挿入します。 | |
BeginBatch | 現在、実装されていません。 | |
CodeElementFromFullName | オブジェクトの指定されたコード要素のコレクションを取得します。 | |
CodeElementFromPoint | ソース ファイルの特定の位置にあるコード要素を取得します。 | |
CommitTransaction | オブジェクトの現在のトランザクションをコミットします。 | |
ElementFromID | 現在、実装されていません。 | |
EndBatch | 現在、実装されていません。 | |
Remove | 指定されたプロジェクトをソリューションから削除します。 | |
RemoveEx | 削除のオプション付きで指定されたプロジェクトをソリューションから削除します。 | |
StartTransaction | トランザクションを開始します。 | |
Synchronize | ソース ファイルに加えられた編集を含め、ソリューション内のすべてのコード モデル オブジェクトを同期します。 | |
ValidateMember | 指定された名前が、親オブジェクトのコンテキスト内で指定されている種類に適した有効な C++ の名前かどうかを検証します。 | |
ValidateMemberName |
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解説
VCFileCodeModel オブジェクトは、既存のソース ファイルとソース ファイル内部のコード要素を変更するために使用します。
[!メモ]
このオブジェクトの機能の大部分は、Visual Studio の FileCodeModel オブジェクトによって提供されます。詳細については、FileCodeModel オブジェクトを参照してください。
このサンプル コードをコンパイルして実行する方法については、「方法 : Visual C++ コード モデル機能拡張のプログラム例をコンパイルする」を参照してください。
例
この例は、現在のソリューションにある最初のプロジェクト項目の VCFileCodeModel を取得します。既定の MFC プロジェクトが開いていると仮定します。
Sub GetSourceFile()
Dim vcFile as VCFileCodeModel
Dim project as Project
project = DTE.Solution.Item(1)
vcFile = project.ProjectItems.Item(1).FileCodeModel
End Sub