ショートカット メニューの作成
ショートカット メニューには、頻繁に使用するコマンドが表示されます。この種のコマンドは、ポインターの位置に対する状況依存のコマンドにできます。アプリケーションでショートカット メニューを使用するには、メニュー自体をビルドし、それをアプリケーション コードに関連付ける必要があります。
メニュー リソースを作成したら、アプリケーション コードでそのメニュー リソースを読み込み、TrackPopupMenu を使用してメニューを表示させます。ユーザーがショートカット メニューの外側をクリックして消すか、またはコマンドをクリックすると、その関数から戻ります。ユーザーがコマンドを選択すると、そのコマンドのメッセージはハンドルが渡されたウィンドウに送られます。
ショートカット メニューを作成するには
空のタイトルを持つ ([Caption] を指定せずに) メニューを作成します。
新しいメニューにメニュー コマンドを追加します。最初のメニュー コマンドを空のメニュー タイトル、つまり "Type Here" という一時的なキャプションの下に移動します。[Caption] に、キャプションなどの情報を入力します。
このプロセスをショートカット メニューのほかのメニュー コマンドについて繰り返します。
メニュー リソースを保存します。
ヒント ショートカット メニューの表示の詳細については、「ポップアップ メニューとしてのメニューの表示」を参照してください。
マネージ プロジェクトにリソースを追加する方法については、『.NET Framework 開発者ガイド』の「アプリケーションのリソース」を参照してください。マネージ プロジェクトにリソース ファイルを手動で追加する方法、リソースへのアクセス方法、静的なリソースの表示方法、およびリソース文字列をプロパティに割り当てる方法については、「チュートリアル : Windows フォームのローカリゼーション」および「Walkthrough: Using Resources for Localization with ASP.NET」を参照してください。
要件
Win32