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モデル化されていないプロジェクトの概要

Visual Studio のほとんどの種類のプロジェクトでは、Visual Studio オートメーション モデルを実装しています。ただし、実装していないプロジェクトもあります。Visual Studio オートメーション モデルでプログラミングを行う際に、オートメーション モデルを実装していないプロジェクトを扱う場合、このようなプロジェクトはモデル化されていないプロジェクトと呼ばれます。

モデル化されていないプロジェクト

モデル化されていないプロジェクトは、モデル化されたプロジェクトと同じように扱われますが、プロジェクト関連のプロパティとメソッドの多くが動作しない点で異なります。オートメーション モデルはプロジェクトと通信できないため、一部の詳細な情報を検出したり変更したりすることができません。そのようなプロジェクトでは、基本的な情報だけを取得できます。

モデル化されていないプロジェクトに有効な (さまざまなオブジェクトやコレクションに適用される) メンバーの一覧を次に示します。

モデル化されていないプロジェクトの有効なメンバー

DTE プロパティ

Name プロパティ

Kind プロパティ

FileName プロパティ

UniqueName プロパティ

モデル化されていないプロジェクトで他のプロパティやメソッドが使用されると、E_NOTIMPL または Nothing が返されます。

参照

処理手順

方法 : コマンドを追加、処理する

方法 : アドインを作成する

チュートリアル : ウィザードの作成

概念

ソリューションとプロジェクトの基礎

オートメーション オブジェクト モデルの階層図

その他の技術情報

環境ウィンドウの作成と制御

アドインおよびウィザードの作成

オートメーションと機能拡張のリファレンス