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方法 : クエリで式を使用する

クエリで式を使用するには、抽出条件ペインに直接式を入力する方法と、SQL ペインにステートメントの一部として入力する方法があります。式の入力は、列名の入力とほぼ同じです。

ヒントヒント

画面上で長い式を見やすくするには、抽出条件ペインの列の区分線をドラッグして列のサイズを変更します。

[!メモ]

お使いのマシンで、Visual Studio ユーザー インターフェイスの一部の要素の名前や場所が、次の手順とは異なる場合があります。これらの要素は、使用している Visual Studio のエディションや独自の設定によって決まります。詳細については、「Visual Studio の設定」を参照してください。

結果セットでの式の表示

抽出条件ペインで列名の代わりに式を指定すると、結果セットに式を表示できます。

結果セットに式を表示するには

  1. 抽出条件ペインに新しいグリッド線を挿入します。

  2. 新しいグリッド線の [列] 列に、結果を表示する式を入力します。

結果セットに式の結果を表示すると、データベースによって "Exprn" 形式の列ヘッダーが式に割り当てられます。n は現在のクエリでの式の番号です。この列ヘッダーの代わりに、わかりやすい別名を式に与えることができます。

式による並べ替え

一部のデータベースでは、式の結果による並べ替えが可能です。列の場合と同様に、並べ替えの種類および並べ替え順序を指定します。

[!メモ]

すべてのデータベースで式による並べ替えができるわけではありません。詳細については、データベースのドキュメントを参照してください。

式を使用して並べ替えるには

  1. 抽出条件ペインに新しいグリッド線を挿入します。

  2. 新しいグリッド線の [列] 列に、並べ替えに使用する式を入力します。

  3. クエリで式を表示しない場合は、新しい行の [フィルター] 列をオフにします。

  4. [並べ替えの種類] 列の [昇順] または [降順] をクリックし、[並べ替え順序] 列で式の並べ替えの優先順位を選択します。

式による検索

式を検索に使用する方法は 2 つあります。式を値の比較条件にする方法と、式そのものを比較対象の値とする方法です。

WHERE 句で式を条件として使用する方法を次の例に示します。

SELECT ord_num, ord_date 
FROM sales
WHERE (price * .9) > 20

反対に、式そのものを比較対象の値とする方法を次の例に示します。

SELECT ord_num, ord_date
FROM sales
WHERE (ord_date >= DATEADD(day, -10, GETDATE() ) )

検索時の式の指定方法は、式を条件として使用するか、検索対象の値として使用するかによって異なります。

式を条件として使用するには

  1. 抽出条件ペインに新しいグリッド線を挿入します。

  2. 新しいグリッド線の [列] 列に、条件として使用する式を入力します。

  3. 新しい行の [フィルター] 列に、条件と比較する値を入力します。

式を検索値として使用するには

  1. 検索するデータ列または式が抽出条件ペインにまだない場合は、抽出条件ペインに追加します。

  2. データ列または式の [フィルター] 列に、検索値として使用する式を入力します。

参照

関連項目

式の構造

式の演算子