式の演算子
クエリで使用する式を作成するときには、数値演算子、文字列演算子など、各種の演算子を使用できます。
数値演算子
次の表に、式の作成に使用できる数値演算子の一覧を示します。
[演算子] |
演算 |
---|---|
+, - |
単項プラス、単項マイナス |
+ |
加算 |
- |
減算 |
* |
乗算 |
/ |
除算 |
[!メモ]
一部のデータベースでは、剰余の "%" 演算子など、上記以外の演算子も使用できます。
式の中で複数の数値演算子を使用した場合、クエリおよびビュー デザイナーは、次に示す演算子の優先順位に従って式を処理します。既定の優先順位をオーバーライドするには、式の中で最初に評価する部分をかっこで囲みます。同じレベルの演算子が複数あるときは、左側の演算子から先に評価されます。
単項プラスおよび単項マイナス
* および /
+ および -
Text 演算子
文字列に対しては 1 種類の演算を実行できます。これは連結、つまり文字列を 1 つにつなげる演算です。データベースによっては、文字列を連結し、さらに 1 つの演算子を使用してほかの演算 (余分なスペースの除去など) を実行できる場合もあります。
文字列を連結するには、条件ペインで "+" 演算子を使用します。データベースで別の連結演算子がサポートされている場合、クエリおよびビュー デザイナーは、SQL ペインで "+" 演算子を適切な演算子に変換します。式を直接 SQL ペインに入力する場合は、データベース管理システムでサポートされている連結演算子を使用してください。詳細については、DBMS のマニュアルを参照してください。