共有クエリ (スクラム)
操作対象の製品バックログ項目、タスク、障害および他の作業項目を頻繁に確認することにより、作業負荷をより効率的に管理できます。特定のチーム プロジェクトのすべての作業項目を簡単に見つけるには、Microsoft Visual Studio Scrum 2.0 のプロセス テンプレートに組み込まれたクエリを実行します。
これらのクエリを開くには、次の図に示すように チーム エクスプローラー で、チーム プロジェクト、[作業項目]、[共有クエリ] の順に展開します。
[!メモ]
作業項目クエリを実行するには、適切なアクセス許可が必要です。詳細については、「作業項目クエリに対するアクセス許可の整理および設定」および「Team Foundation Server のアクセス許可」を参照してください。
このトピックの内容
Quick Tips
Team Queries
ポップ ヒント
Team Foundation で次のヒントに従うと、より効率的に作業を管理することができます。
"担当" の共有クエリのいずれかを開くと、自分に割り当てられている作業項目を検索できます。クエリを開くには、クエリを右クリックして [開く] または [結果の表示] をクリックします。
検索対象の作業項目の種類で定義されている製品区分、イテレーションなどのフィールドだけに検索を絞り込むように検索条件を追加すると、クエリを変更できます。クエリを変更するには、クエリを右クリックして [編集] をクリックします。詳細については、「クエリのフィルター条件の指定」を参照してください。
Office Excel や Office Project で任意のクエリを開き、そのクエリを変更してデータベースに変更を発行し、作業項目の追跡に使用できます。詳細については、「Microsoft Excel を使用した作業項目の作成、オープン、および変更」を参照してください。
クエリを操作する方法の詳細については、「バグ、タスク、およびその他の作業項目の検索」を参照してください。
共有クエリ
製品所有者は、製品バックログ クエリを使用して、製品バックログの製品バックログ項目とバグを、計画および追跡できます。チームでは、すべてのスプリントのチーム クエリを使用して、スプリントを並べ替えて追跡することができます。[Current Sprint](現在のスプリント) フォルダーに一覧表示されているチーム クエリを使用して、現在のスプリントに割り当てられた作業項目を検索できます。
[!メモ]
各チーム プロジェクトのプロジェクト管理者は、プロジェクトの区分とイテレーション パスを定義することで、チームがその指定によって進行状況を追跡できるようにします。詳細については、「区分およびイテレーションの作成および修正」を参照してください。
共有クエリ |
説明 |
---|---|
Product Backlog |
ルート イテレーションに割り当てられているすべての製品バックログ項目とバグを一覧表示します。製品バックログ項目とバグは、バックログ優先順位別に並べ替えられます。 |
Blocked Tasks |
[ブロック] とマークされている現在のスプリントのすべてのタスクを一覧表示します。 |
Open Impediments |
現在のスプリントにあるすべての障害作業項目を一覧表示します。 |
Sprint Backlog |
現在のスプリントで、チームが完了をコミット済みのすべての製品バックログ項目、バグ、およびそれらにリンクされたタスクを一覧表示します。 |
Test Cases |
現在のスプリントのすべてのテスト ケースを優先度で並べ替えて一覧表示します。 |
Unfinished Work |
現在のスプリントで [完了] とマークされていない、すべての製品バックログ項目、バグ、およびそれらにリンクされたタスクを一覧表示します。 |
Work in Progress |
[処理中] とマークされている現在のスプリントのすべてのタスクを一覧表示します。 |