ユーザー定義のマクロ
ユーザー定義のマクロは名前と値のペアで、プロジェクトのビルドで変数として使用できます。たとえば、ユーザー定義のマクロを作成して、カスタム ビルド ステップまたはカスタム ビルド ツールに値を渡すことができます。プロジェクト ファイル内では、$(<名前>) という表記を使用して、その値にアクセスします。
ユーザー定義マクロは、プロパティ ファイル (.props) で表されるプロパティ シートで作成します。詳細については、「プロパティ シート (C++)」、「方法 : C++ プロジェクトに新規プロパティ シートを追加する」、および「プロパティ シートの例」を参照してください。
ユーザー定義マクロを指定するには
プロジェクトにプロパティ シートが含まれていない場合は、「方法 : C++ プロジェクトに新規プロパティ シートを追加する」の手順を使用して作成します。
[プロパティ マネージャー] ウィンドウで任意のプロパティ ページのアイコンをダブルクリックすると、[<プロパティ ページ名> プロパティ ページ] ダイアログ ボックスが表示されます。
ダイアログ ボックスの左ペインで、[ユーザー マクロ] を選択します。右ペインで [マクロの追加] をクリックすると、[ユーザー マクロの追加] ダイアログ ボックスが表示されます。
ダイアログ ボックスの [名前] ボックスと [値] ボックスに、マクロの名前と値を指定します。オプションで、[ビルド環境でこのマクロを環境変数に設定する] チェック ボックスをオンにします。