Lab コマンド
Visual Studio Lab Management を使用すると、ソフトウェア アプリケーションの開発、配置、およびテストで使用される仮想環境を管理できます。Lab Management は、Microsoft System Center Virtual Machine Manager (SCVMM) と連携してこれらのタスクを行います。
TfsConfig Lab コマンドを使用すると、Team Foundation Server のアプリケーション層で Lab Management を構成し、SCVMM ホスト グループおよびライブラリ共有をチーム プロジェクト コレクションに追加することができます。
ホスト グループは、仮想マシンをホストする 1 つ以上の物理マシンの管理に使用される論理コンテナーです。ホスト グループは、SCVMM で管理者により作成されます。
ライブラリ共有は、Lab Management が仮想環境の作成および配置に使用するファイル ベースのリソース (ISO イメージや仮想ハード ディスクなど) へのアクセスを提供する、指定された共有です。ライブラリ共有は、SCVMM で SCVMM 管理者により作成されます。
個々のチーム プロジェクトのホスト グループおよびライブラリをコマンド ラインから管理するには、TfsLabConfig ツールを使用します。詳細については、「TFSLabConfig を使用した Lab Management の構成」を参照してください。
一般的なタスク
タスク |
関連するコンテンツ |
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Team Lab Management を設定してネットワークの分離を構成する。Settings オプションは、Lab Management により使用される SCVMM と、仮想マシンに使用されるネットワークの分離を指定します。他のオプションを使用すると、コンピューター名の競合やドメイン ネーム システム (DNS) 登録の競合などのネットワークの競合を避けて、1 つのラボ環境の複数のコピーを同時に実行できるネットワークの分離を構成できます。 |
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チーム プロジェクト コレクションの SCVMM ホスト グループを管理する。HostGroup オプションを使用すると、SCVMM で作成されたホスト グループをチーム プロジェクト コレクションに割り当てたり、割り当てを削除したり、ホスト グループの Lab Management プロパティを変更したりすることができます。 |
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チーム プロジェクト コレクションの SCVMM ライブラリ共有を管理する。LibraryShare オプションを使用すると、ライブラリ共有のチーム プロジェクト コレクションへの割り当て、割り当ての削除、ライブラリ共有の Lab Management プロパティの変更ができます。 |
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移動または変更されたチーム プロジェクト コレクションに DNS レコードを再割り当てする。Team Foundation Server のあるインスタンスから別のインスタンスにチーム プロジェクト コレクションを移動したり、Team Foundation Server のサービス アカウントを変更する場合は、Lab Management により生成された DNS 名の再割り当てが必要になることがあります。DNS オプションを使用してこの手順を実行できます。 |
参照
概念
Team Foundation 管理コンソールを使用したサーバーの構成
TFSLabConfig を使用した Lab Management の構成