TFSLabConfig DeleteTeamProjectLibraryShare コマンド
DeleteTeamProjectLibraryShare コマンドは、個々のチーム プロジェクトからライブラリ共有の割り当てを削除するために使用します。ライブラリ共有を使用すると、ISO イメージや仮想ハード ディスクなど、仮想環境に対応するファイル ベースのリソースにアクセスできます。ライブラリ共有は、SCVMM (System Center Virtual Machine Manager) によって作成されます。Visual Studio Lab Management では、ライブラリ共有は 1 つ以上のチーム プロジェクト コレクションに割り当てられ、次にコレクション内の 1 つ以上のチーム プロジェクトに割り当てられます。DeleteTeamProjectLibraryShare コマンドでは、チーム プロジェクト コレクションへのライブラリ共有の割り当ては削除されません。
必要なアクセス許可
DeleteTeamProjectLibraryShare コマンドを使用するには、そのチーム プロジェクト ライブラリ共有に対する Delete Lab Locations アクセス許可が必要です。既定では、Team Foundation Server 管理者、プロジェクト コレクション管理者、およびチーム プロジェクト管理者の各グループのメンバーに、このアクセス許可があります。詳細については、「Team Foundation Server のアクセス許可」を参照してください。
TFSLabConfig DeleteTeamProjectLibraryShare
Collection:collectionUrl
/TeamProject:{* |teamProjectName}
/Name:{* |teamProjectLibraryShareName}
[/NoPrompt]
パラメーター
引数 |
説明 |
---|---|
Collection:collectionUrl |
必須。チーム プロジェクトが含まれているチーム プロジェクト コレクションの URL です。たとえば、/collection:http://abc:8080/TFS/DefaultCollection のように指定します。 |
TeamProject:{* |teamProjectName} |
必須。削除するライブラリ共有が含まれているチーム プロジェクトの名前です。名前に空白が含まれる場合は、引用符を使用します。チーム プロジェクト コレクション内のすべてのチーム プロジェクトを指定するには、アスタリスク (*) を使用します。 |
Name:(* |teamProjectLibraryShareName) |
必須。チーム プロジェクトから削除するライブラリ共有の名前です。名前に空白が含まれる場合は、引用符を使用します。チーム プロジェクトのすべてのライブラリ共有を指定するには、アスタリスク (*) を使用します。 |
NoPrompt |
省略可能。ユーザーに確認のプロンプトが表示されません。 |
使用例
この例では、わかりやすくするために、コマンド オプションを別々の行に示しています。コマンド プロンプト ウィンドウでは、コマンドのすべてのオプションを同じ行に入力してください。
最初の例では、チーム プロジェクト コレクション内の各チーム プロジェクトに割り当てられたすべてのライブラリ共有が削除されます。2 番目の例では、特定のチーム プロジェクトから 1 つのライブラリ共有が削除されます。
REM First example
TFSLabConfig DeleteTeamProjectLibraryShare
/collection:http://abc:8080/TFS/DefaultCollection
/teamProject:*
/name:*
REM Second example
TFSLabConfig DeleteTeamProjectLibraryShare
/collection:http://abc:8080/TFS/DefaultCollection
/teamProject:Project1
/name:ls1
参照
関連項目
TFSLabConfig ListTeamProjectCollectionLibraryShares コマンド
TFSLabConfig ListTeamProjectLibraryShares コマンド
TFSLabConfig CreateTeamProjectLibraryShare コマンド