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CMFCPropertyGridProperty クラス

CMFCPropertyGridProperty オブジェクトは、プロパティ リスト コントロールのリスト項目を表します。

class CMFCPropertyGridProperty : public CObject

メンバー

Bb982852.collapse_all(ja-jp,VS.110).gifパブリック コンストラクター

名前

説明

CMFCPropertyGridProperty::CMFCPropertyGridProperty

CMFCPropertyGridProperty オブジェクトを構築します。

CMFCPropertyGridProperty::~CMFCPropertyGridProperty

デストラクターです。

Bb982852.collapse_all(ja-jp,VS.110).gifパブリック メソッド

名前

説明

CMFCPropertyGridProperty::AddOption

プロパティ リスト コントロールに新しいリスト項目を追加します。

CMFCPropertyGridProperty::AddSubItem

子項目をプロパティに追加します。

CMFCPropertyGridProperty::AdjustButtonRect

埋め込みボタンの外接する四角形のサイズを変更するようプロパティに通知するために、親プロパティ リスト コントロールによって呼び出されます。

CMFCPropertyGridProperty::AdjustInPlaceEditRect

プロパティ値の設定に使用されるテキスト ボックスとオプションのスピン ボタン コントロールの境界を取得します。

CMFCPropertyGridProperty::AllowEdit

プロパティを編集可能または読み取り専用にします。

CMFCPropertyGridProperty::CreateInPlaceEdit

プロパティの編集可能なコントロールを作成するために、フレームワークによって呼び出されます。

CMFCPropertyGridProperty::CreateSpinControl

編集可能なスピン ボタン コントロールを作成するために、フレームワークによって呼び出されます。

CMFCPropertyGridProperty::Enable

プロパティを有効または無効にします。

CMFCPropertyGridProperty::EnableSpinControl

プロパティ値の変更に使用するスピン ボタン コントロールを有効または無効にします。

CMFCPropertyGridProperty::Expand

サブプロパティを含むプロパティを展開または折りたたみます。

CMFCPropertyGridProperty::FormatProperty

プロパティ値のテキスト表現の書式を設定します。

CMFCPropertyGridProperty::GetData

プロパティに関連付けられた DWORD 値を取得します。

CMFCPropertyGridProperty::GetDescription

プロパティの説明を取得します。

CMFCPropertyGridProperty::GetExpandedSubItems

展開されたサブ項目数を取得します。

CMFCPropertyGridProperty::GetHierarchyLevel

プロパティの階層レベルの 0 から始まるインデックスを取得します。

CMFCPropertyGridProperty::GetName

プロパティの名前を取得します。

CMFCPropertyGridProperty::GetNameTooltip

ツールヒントにプロパティの名前を表示するために、フレームワークによって呼び出されます。

CMFCPropertyGridProperty::GetOption

インデックスで指定されたオプションのテキストを取得します。

CMFCPropertyGridProperty::GetOptionCount

プロパティに属しているオプションの数を取得します。

CMFCPropertyGridProperty::GetOriginalValue

現在のプロパティの初期値を取得します。

CMFCPropertyGridProperty::GetParent

親プロパティへのポインターを取得します。

CMFCPropertyGridProperty::GetRect

プロパティに外接する四角形を取得します。

CMFCPropertyGridProperty::GetSubItem

0 から始まるインデックスで識別されるサブプロパティを取得します。

CMFCPropertyGridProperty::GetSubItemsCount

サブ項目数を取得します。

CMFCPropertyGridProperty::GetThisClass

このクラス型に関連付けられた CRuntimeClass オブジェクトへのポインターを取得するために、フレームワークによって使用されます。

CMFCPropertyGridProperty::GetValue

プロパティ値を取得します。

CMFCPropertyGridProperty::GetValueTooltip

ツールヒントに表示されるプロパティ値のテキスト表現を取得するために、フレームワークによって呼び出されます。

CMFCPropertyGridProperty::HitTest

1 つの点に対応するプロパティ リスト項目に対応するプロパティ オブジェクトをポイントします。

CMFCPropertyGridProperty::IsAllowEdit

プロパティが編集できるかどうかを示します。

CMFCPropertyGridProperty::IsEnabled

プロパティが有効か無効かを示します。

CMFCPropertyGridProperty::IsExpanded

プロパティが展開されているか折りたたまれているかを示します。

CMFCPropertyGridProperty::IsGroup

現在のプロパティがグループを表すかどうかを示します。

CMFCPropertyGridProperty::IsInPlaceEditing

現在のプロパティが編集できるかどうかを示します。

CMFCPropertyGridProperty::IsModified

現在のプロパティが変更されているかどうかを示します。

CMFCPropertyGridProperty::IsParentExpanded

現在のプロパティの親が展開されているかどうかを示します。

CMFCPropertyGridProperty::IsSelected

現在のプロパティが選択されているかどうかを示します。

CMFCPropertyGridProperty::IsVisible

現在のプロパティが表示されるかどうかを示します。

CMFCPropertyGridProperty::OnClickButton

ユーザーがプロパティに含まれているボタンをクリックしたときに、フレームワークによって呼び出されます。

CMFCPropertyGridProperty::OnClickName

ユーザーがプロパティの名前フィールドをクリックしたときに、親プロパティ リスト コントロールによって呼び出されます。

CMFCPropertyGridProperty::OnClickValue

ユーザーがプロパティの値フィールドをクリックしたときに、親プロパティ リスト コントロールによって呼び出されます。

CMFCPropertyGridProperty::OnCloseCombo

プロパティに含まれているコンボ ボックスが閉じられたときに、フレームワークによって呼び出されます。

CMFCPropertyGridProperty::OnDblClk

ユーザーがプロパティをダブルクリックしたときに、フレームワークによって呼び出されます。

CMFCPropertyGridProperty::OnDrawButton

プロパティに含まれているボタンを描画するために、フレームワークによって呼び出されます。

CMFCPropertyGridProperty::OnDrawDescription

プロパティの説明を表示するために、フレームワークによって呼び出されます。

CMFCPropertyGridProperty::OnDrawExpandBox

サブプロパティのあるプロパティの近辺に展開ボックス コントロールを描画するために、フレームワークによって呼び出されます。

CMFCPropertyGridProperty::OnDrawName

プロパティ名を表示するために、フレームワークによって呼び出されます。

CMFCPropertyGridProperty::OnDrawValue

プロパティ値を表示するために、フレームワークによって呼び出されます。

CMFCPropertyGridProperty::OnEdit

ユーザーがプロパティ値の変更を開始するときに、フレームワークにより呼び出されます。

CMFCPropertyGridProperty::OnEndEdit

ユーザーがプロパティ値の変更を終了したときに、フレームワークによって呼び出されます。

CMFCPropertyGridProperty::OnKillSelection

 

CMFCPropertyGridProperty::OnPosSizeChanged

 

CMFCPropertyGridProperty::OnRClickName

プロパティ名領域内でユーザーがマウスの右ボタンをクリックしたときに、フレームワークによって呼び出されます。

CMFCPropertyGridProperty::OnRClickValue

プロパティ値領域内でユーザーによってマウスの右ボタンがクリック (右クリック) されると、フレームワークから呼び出されます。

CMFCPropertyGridProperty::OnSelectCombo

編集可能なコンボ ボックスの項目を選択したとき、フレームワークによって呼び出されます。

CMFCPropertyGridProperty::OnSetCursor

マウス ポインターがプロパティ項目に移動したときに、フレームワークによって呼び出されます。

CMFCPropertyGridProperty::OnSetSelection

 

CMFCPropertyGridProperty::OnUpdateValue

編集できるプロパティの値が変更されたときに、フレームワークによって呼び出されます。

CMFCPropertyGridProperty::PushChar

プロパティが選択され、ユーザーが新しい文字を入力したときに、プロパティ リスト コントロールから呼び出されます。

CMFCPropertyGridProperty::Redraw

プロパティを再描画します。

CMFCPropertyGridProperty::RemoveAllOptions

プロパティからすべてのオプション (項目) を削除します。

CMFCPropertyGridProperty::RemoveSubItem

指定したサブ項目を削除します。

CMFCPropertyGridProperty::ResetOriginalValue

編集されたプロパティの元の値を復元します。

CMFCPropertyGridProperty::SetData

DWORD 値をプロパティに関連付けます。

CMFCPropertyGridProperty::SetDescription

現在のプロパティを説明するテキストを指定します。

CMFCPropertyGridProperty::SetName

プロパティの名前を設定します。

CMFCPropertyGridProperty::SetOriginalValue

編集可能なプロパティの元の値を設定します。

CMFCPropertyGridProperty::SetValue

グリッド プロパティの値を設定します。

CMFCPropertyGridProperty::Show

プロパティの表示と非表示を切り替えます。

Bb982852.collapse_all(ja-jp,VS.110).gifプロテクト メソッド

名前

説明

CMFCPropertyGridProperty::CreateCombo

プロパティにコンボ ボックスを追加するために、フレームワークによって呼び出されます。

CMFCPropertyGridProperty::HasButton

プロパティにボタンが含まれているかどうかを示します。

CMFCPropertyGridProperty::Init

プロパティ オブジェクトを初期化するために、フレームワークによって呼び出されます。

CMFCPropertyGridProperty::IsSubItem

指定したプロパティが現在のプロパティのサブ項目であるかどうかを示します。

CMFCPropertyGridProperty::IsValueChanged

現在のプロパティの値が変更されたかどうかを示します。

CMFCPropertyGridProperty::OnCtlColor

ブラシを取得してプロパティの背景色を塗りつぶす必要があるときに、フレームワークによって呼び出されます。

CMFCPropertyGridProperty::OnDestroyWindow

プロパティが破棄されたとき、または編集が終了したときに、フレームワークによって呼び出されます。

CMFCPropertyGridProperty::OnKillFocus

プロパティが入力フォーカスを失ったときに、フレームワークによって呼び出されます。

Bb982852.collapse_all(ja-jp,VS.110).gifデータ メンバー

名前

説明

CMFCPropertyGridProperty::m_strFormatDouble

double 型の値の書式指定文字列。

CMFCPropertyGridProperty::m_strFormatFloat

float 型の値の書式指定文字列。

CMFCPropertyGridProperty::m_strFormatLong

long 型の値の書式指定文字列。

CMFCPropertyGridProperty::m_strFormatShort

short 型の値の書式指定文字列。

解説

CMFCPropertyGridProperty オブジェクトを使用してプロパティを表した後、それをプロパティ リスト コントロールに追加します。詳細については、「CMFCPropertyGridCtrl クラス」を参照してください。

プロパティ オブジェクトは、文字列、日付、ブール値、整数値などのデータ型を表すことができます。子プロパティを含めたり、コンボ ボックスやボタン コントロールなどのコントロールを含めることができます。

使用例

CMFCPropertyGridProperty オブジェクトを構築する方法を次の例に示します。この例では、CMFCPropertyGridProperty クラスのさまざまなメソッドを使用して、オプションの追加、サブ項目の追加、プロパティの有効化、およびプロパティの表示を行う方法も示します。この例では 新しいコントロールのサンプルの一部です。

    CMFCPropertyGridProperty* pGroup1 = new CMFCPropertyGridProperty(_T("Appearance"));

    // construct a COleVariant object. 
    COleVariant var3DLook((short)VARIANT_FALSE, VT_BOOL);

    pGroup1->AddSubItem(new CMFCPropertyGridProperty(_T("3D Look"), var3DLook, 
        _T("Specifies the dialog's font will be nonbold and controls will have a 3D border")));

    CMFCPropertyGridProperty* pProp = new CMFCPropertyGridProperty(_T("Border"),
        _T("Dialog Frame"), _T("One of: None, Thin, Resizable, or Dialog Frame"));
    pProp->AddOption(_T("None"));
    pProp->AddOption(_T("Thin"));
    pProp->AddOption(_T("Resizable"));
    pProp->AddOption(_T("Dialog Frame"));
    pProp->AllowEdit(FALSE);

    pGroup1->AddSubItem(pProp);
    pGroup1->AddSubItem(new CMFCPropertyGridProperty(_T("Caption"), (COleVariant) _T("About NewControlsDemo"), _T("Specifies the text that will be displayed in the dialog's title bar")));
    pGroup1->AdjustButtonRect();
    pGroup1->AllowEdit();
    pGroup1->Enable();
    pGroup1->Show();
    pGroup1->Redraw();

継承階層

CObject

   CMFCPropertyGridProperty

必要条件

ヘッダー : afxpropertygridctrl.h

参照

関連項目

階層図

CMFCPropertyGridCtrl クラス

その他の技術情報

MFC クラス