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CMFCToolBarsCustomizeDialog::AddButton

[コマンド] ページのコマンドの一覧にツール バー ボタンを挿入します。

void AddButton(
   UINT uiCategoryId,
   const CMFCToolBarButton& button,
   int iInsertBefore=-1 
);
void AddButton(
   LPCTSTR lpszCategory,
   const CMFCToolBarButton& button,
   int iInsertBefore=-1 
);

パラメーター

  • [入力] uiCategoryId
    ボタンを挿入するカテゴリの ID を指定します。

  • [入力] button
    挿入するボタンを指定します。

  • [入力] iInsertBefore
    ボタンを挿入する位置の前にあるツール バー ボタンの 0 から始まるインデックスを指定します。

  • [入力] lpszCategory
    ボタンを挿入するカテゴリ文字列を指定します。

解説

AddButton メソッドは、標準のコマンド ID (ID_FILE_MRU_FILE1 など) を持つボタン、許可されていないコマンド (「CMFCToolBar::IsCommandPermitted」を参照)、およびダミー ボタンを無視します。

このメソッドは、ボタンのランタイム クラスを使用して、button と同じ型の新しいオブジェクト (通常は CMFCToolBarButton クラス) を作成します。次に CMFCToolBarButton::CopyFrom を呼び出して、ボタンのデータ メンバーをコピーし、そのコピーを指定したカテゴリに挿入します。

新しいボタンが挿入されると、OnAddToCustomizePage 通知を受け取ります。

iInsertBefore が -1 の場合、ボタンはカテゴリの一覧に追加されます。それ以外の場合、ボタンは指定されたインデックスの項目の前に挿入されます。

使用例

CMFCToolBarsCustomizeDialog クラスの AddButton メソッドの使用方法を示す例を次に示します。このコード スニペットは Slider サンプルの一部です。

    CMFCToolBarsCustomizeDialog* pDlgCust = new CMFCToolBarsCustomizeDialog (this,
        TRUE /* Automatic menus scaning */);

    CSliderButton btnSlider (ID_SLIDER);
    btnSlider.SetRange (0, 100);

    pDlgCust->AddButton (_T("Edit"), btnSlider);

必要条件

ヘッダー : afxToolBarsCustomizeDialog.h

参照

関連項目

CMFCToolBarsCustomizeDialog クラス

階層図