次の方法で共有


CMFCReBar クラス

CMFCReBar オブジェクトは、Rebar コントロールのレイアウト、永続性、および状態の情報を提供するコントロール バーです。

class CMFCReBar : public CPane

メンバー

Bb981950.collapse_all(ja-jp,VS.110).gifパブリック メソッド

名前

説明

CMFCReBar::AddBar

Rebar にバンドを追加します。

CMFCReBar::CalcFixedLayout

  (CBasePane::CalcFixedLayout をオーバーライドします。)

CMFCReBar::CanFloat

  (CBasePane::CanFloat をオーバーライドします。)

CMFCReBar::Create

Rebar コントロールを作成し、CMFCReBar オブジェクトに結び付けます。

CMFCReBar::EnableDocking

  (CBasePane::EnableDocking をオーバーライドします。)

CMFCReBar::GetReBarBandInfoSize

 

CMFCReBar::GetReBarCtrl

基になるコモン コントロールである CReBarCtrl に直接アクセスできるようにします。

CMFCReBar::OnShowControlBarMenu

  (CPane::OnShowControlBarMenu をオーバーライドします)。

CMFCReBar::OnToolHitTest

  (CWnd::OnToolHitTest をオーバーライドします。)

CMFCReBar::OnUpdateCmdUI

  (CBasePane::OnUpdateCmdUI をオーバーライドします。)

CMFCReBar::SetPaneAlignment

  (CBasePane::SetPaneAlignment をオーバーライドします。)

解説

CMFCReBar オブジェクトには、さまざまな子ウィンドウを格納できます。たとえば、エディット ボックス、ツール バー、リスト ボックスなどです。Rebar のサイズはプログラムで変更できます。ユーザーは、グリップ バーをドラッグして、Rebar のサイズを手動で変更できます。Rebar オブジェクトの背景を選択したビットマップに設定することもできます。

Rebar オブジェクトは、ツール バー オブジェクトに似ています。Rebar コントロールには、バンドをいくつでも格納できます。バンドごとに、グリップ バー、ビットマップ、テキスト ラベル、子ウィンドウを格納できます。

使用例

次の例は、CMFCReBar クラスのさまざまなメソッドの使用方法を説明しています。Rebar コントロールを作成し、そのコントロールにバンドを追加する方法を示しています。バンドは内部ツール バーとして機能します。このコード スニペットは rebar のテストの例の一部です。

    CMFCReBar               m_wndReBar;


...


    // Each rebar pane will ocupy its own row:
    DWORD dwStyle = RBBS_GRIPPERALWAYS | RBBS_FIXEDBMP | RBBS_BREAK;
    // CMFCMenuBar m_wndMenuBar
    // CMFCToolBar m_wndToolBar
    if (!m_wndReBar.Create(this) ||
        !m_wndReBar.AddBar (&m_wndMenuBar) ||
        !m_wndReBar.AddBar (&m_wndToolBar, NULL, NULL, dwStyle))
    {
        TRACE0("Failed to create rebar\n");
        return -1;      // fail to create
    }

継承階層

CObjectCCmdTargetCWnd

         CBasePaneCPaneCMFCReBar

必要条件

ヘッダー : afxRebar.h

参照

関連項目

階層図

CReBarCtrl クラス

CPane クラス

その他の技術情報

MFC クラス