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Visual Studio ALM 用レポート マネージャーを使用したレポートの表示、整理、および構成

SQL Server レポート デザイナーでレポートを作成して発行した後は、SQL Server Reporting Services のレポート マネージャーを使用して、レポートを表示、整理、および構成できます。レポート マネージャーを使用すると、関連のあるレポートをフォルダーにグループ化し、パラメーターとデータ ソースを調整し、自動レポートをスケジュールすることができます。また、レポートを保存するさまざまな方法を構成することもできます。たとえば、レポートのコピー (スナップショットとも呼ばれます) をレポート履歴として保存できます。また、レポートをエクスポートして保存し、ファイル共有に自動的にコピーすることもできます。

レポート マネージャーを起動すると、最初に [コンテンツ] ページが開き、表示するアクセス許可のある項目が表示されます。項目を追加、削除、および移動するアクセス許可が与えられている場合もあります。詳細については、Microsoft Web サイトの「[コンテンツ] ページ (レポート マネージャー)」を参照してください。

レポートをクリックすると、このトピックで説明されているタスクを実行できます。

このトピックの内容

  • レポートの表示

  • レポートのプロパティの構成

  • レポート履歴の表示

  • サブスクリプションの表示と変更

レポートの表示

[表示] タブを使用すると、レポートの結果を表示できます。パラメーターを調整し、レポートをサブスクライブし、レポート内を移動できます。また、レポートの更新、エクスポート、印刷を行うこともできます。詳細については、Microsoft Web サイトの「レポートの表示と保存」を参照してください。

レポートのプロパティの構成

[プロパティ] タブを使用すると、レポートのさまざまな面を構成できます。[プロパティ] タブには、以下のページが含まれます。

ページ

タスク

関連トピック (Microsoft Web サイト)

[全般]

レポートの名前、説明、または定義を変更する

[全般] ページでは、レポートの名前および説明を指定できます。また、レポートのコピーを編集して、または .rdl ファイルをアップロードして、レポートの定義を変更することもできます。

パラメーター

レポートのパラメーターを変更する

[パラメーター] ページでは、レポートで取得するデータに適用するフィルターのパラメーターを表示または変更できます。たとえば、日付範囲を指定して、レポートに表示されるデータを制限できます。発行前にレポート定義でパラメーターが指定されていなかった場合、[パラメーター] ページは表示されません。

データ ソース

データ ソースを指定する

[データ ソース] ページでは、レポートが外部データ ソースに接続する方法を定義できます。レポートの発行時に指定されていた接続情報をオーバーライドできます。このページを使用すると、異なるデータ ソースに対して実行できる単一のレポートを作成できます。

処理オプション

実行とキャッシュを構成する

[処理オプション] ページでは、レポートを処理するタイミングと頻度を制御できます。オフピーク時に実行するようにレポートを設定できます。また、多数のユーザーが同じレポートにアクセスする場合は、待ち時間がなくなるようにレポートをキャッシュできます。

スナップショット オプション

レポート履歴を構成する

[スナップショット オプション] ページでは、レポートのスナップショットをレポート履歴に格納するかどうか、また格納する場合はその数を構成できます。

セキュリティ

レポートのセキュリティを構成する

[セキュリティ] ページでは、フォルダー、レポート、モデル、リソース、および共有データ ソースへのアクセスを決定するセキュリティの設定を構成できます。このページは、ユーザーが作成したアイテム、または変更するためのアクセス許可を持っているアイテムについてのみ使用できます。アイテムへのアクセスを定義するには、グループまたはユーザーを特定のロールに割り当てます。ロールでは、そのロールのメンバーが実行できるタスクが指定されています。

レポート履歴の表示

[履歴] タブを使用すると、レポートのスナップショットを作成、表示、および削除できます。各スナップショットには、特定の日時に取得されたレイアウトとデータが含まれます。レイアウトを変更した場合、またはデータが変化した場合、このような変更は、その変更が行われた後で取得されたスナップショットにのみ出現します。既に保存されているレポートのスナップショットは影響を受けません。基になっているレポートにアクセスできる場合にのみそのレポートの履歴を表示でき、一度に 1 つのレポートの履歴だけを表示できます。詳細については、Microsoft Web サイトの「レポート履歴の管理」を参照してください。

サブスクリプションの表示と変更

[サブスクリプション] タブを使用すると、特定のレポートのサブスクリプションを作成、表示、および削除できます。サブスクリプションとは、特定の時刻に、またはイベントへの応答として、レポートを配信するように求める、継続的な要求です。サブスクリプションを使用することで、よく使用するレポートの配信をスケジュールおよび自動化できます。たとえば、夜間に行ったビルドとテスト実行の結果を、チーム宛ての電子メールで毎朝受け取ることができます。

2 種類のサブスクリプションを作成できます。

  • 標準サブスクリプション: 標準サブスクリプションは、サブスクリプション処理の間に変更できない静的な値で構成されます。標準サブスクリプションごとに、プレゼンテーション オプション、配信オプション、およびレポート パラメーターの 1 つのセットを指定できます。

  • データ ドリブン サブスクリプション: データ ドリブン サブスクリプションは、プレゼンテーション オプション、配信オプション、およびレポート パラメーターを、実行時にデータ ソースから取得します。受信者ごとにレポート出力を変更する場合は、データ ドリブン サブスクリプションを使用します。詳細については、Microsoft Web サイトの「データ ドリブン サブスクリプション」を参照してください。

サブスクリプションごとに、レポートを自動的に電子メールで配信したり、ファイル共有にコピーしたりできます。配信の詳細、スケジュール、およびパラメーターの値を構成します。詳細については、Microsoft Web サイトの「サブスクリプションと配信 (Reporting Services)」を参照してください。

参照

概念

Visual Studio ALM におけるレポート作成に必要なデータ ソースと編集ツールの選択

Visual Studio ALM のレポートの表示と管理に必要なアクセス許可の割り当て

その他の技術情報

Visual Studio ALM 用の Reporting Services レポートの作成と管理