RibbonDropDown インターフェイス
ユーザーが選択できる項目の一覧と、ユーザーがクリックできるリボン ボタンの一覧を表します。
名前空間: Microsoft.Office.Tools.Ribbon
アセンブリ: Microsoft.Office.Tools.Common (Microsoft.Office.Tools.Common.dll 内)
構文
'宣言
<GuidAttribute("dbee9dd2-d9b1-4d37-bb31-099fd6d64a68")> _
Public Interface RibbonDropDown _
Inherits RibbonControl, RibbonComponent, IComponent, IDisposable
[GuidAttribute("dbee9dd2-d9b1-4d37-bb31-099fd6d64a68")]
public interface RibbonDropDown : RibbonControl,
RibbonComponent, IComponent, IDisposable
RibbonDropDown 型で公開されるメンバーは以下のとおりです。
プロパティ
名前 | 説明 | |
---|---|---|
Buttons | この RibbonDropDown に属している RibbonButton オブジェクトのコレクションを取得します。 | |
Enabled | この RibbonControl が使用可能になっているかどうかを示す値を取得または設定します。 (RibbonControl から継承されます。) | |
Id | この RibbonControl オブジェクトを識別するために Microsoft Office で使用される文字列を取得します。 (RibbonControl から継承されます。) | |
Image | この RibbonDropDown に表示されるイメージを取得または設定します。 | |
ImageName | コントロールのイメージを指定するために LoadImage イベント ハンドラーで使用できる名前を取得または設定します。 | |
Items | この RibbonDropDown 内の項目のコレクションを取得します。 | |
KeyTip | この RibbonDropDown のショートカット キーを取得または設定します。 | |
Label | この RibbonDropDown 上に表示するテキストを取得または設定します。 | |
Name | この RibbonComponent の名前を取得または設定します。 (RibbonComponent から継承されます。) | |
OfficeImageId | Microsoft Office の組み込みアイコンを使用する場合に、RibbonDropDown 上に表示するイメージを取得または設定します。 | |
Parent | この RibbonComponent の親を表す RibbonComponent を取得します。 (RibbonComponent から継承されます。) | |
Ribbon | コントロール階層を含む最上位の Ribbon オブジェクトを取得します。 (RibbonComponent から継承されます。) | |
RibbonUI | インフラストラクチャ。Microsoft Office アプリケーションによってリボン機能拡張コードに提供される IRibbonUI のインスタンスを取得します。 (RibbonComponent から継承されます。) | |
ScreenTip | ユーザーがポインターを RibbonDropDown の上に移動したときに表示されるヒント テキストを取得または設定します。 | |
SelectedItem | 現在選択されている RibbonDropDownItem を取得または設定します。 | |
SelectedItemIndex | 現在選択されている RibbonDropDownItem のインデックスを取得または設定します。 | |
ShowImage | RibbonDropDown に関連付けられているイメージが表示されるかどうかを示す値を取得または設定します。 | |
ShowItemImage | 項目のイメージがドロップダウン メニューに表示されるかどうかを示す値を取得または設定します。 | |
ShowItemLabel | 項目のラベルがドロップダウン メニューに表示されるかどうかを示す値を取得または設定します。 | |
ShowLabel | この RibbonDropDown のラベルが表示されるかどうかを示す値を取得または設定します。 | |
Site | IComponent に関連付けられた ISite を取得または設定します。 (IComponent から継承されます。) | |
SizeString | RibbonDropDown のサイズを決定する文字列を取得または設定します。 | |
SuperTip | ユーザーがポインターを RibbonDropDown の上に移動したときに表示される複数行のヒント テキストを取得または設定します。 | |
Tag | この RibbonComponent と関連付けられたアプリケーション固有のデータを取得または設定します。 (RibbonComponent から継承されます。) | |
Visible | この RibbonControl が表示されるかどうかを示す値を取得または設定します。 (RibbonControl から継承されます。) |
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メソッド
名前 | 説明 | |
---|---|---|
Dispose | アンマネージ リソースの解放およびリセットに関連付けられているアプリケーション定義のタスクを実行します。 (IDisposable から継承されます。) | |
PerformDynamicLayout | RibbonComponent に動的メニューなどの動的な親があり、レイアウトが中断されていない場合、親コントロールの Microsoft.Office.Core.IRibbonUI.InvalidateControl メソッドを呼び出します。 (RibbonComponent から継承されます。) | |
PerformLayout | RibbonComponent に親があり、レイアウトが中断されていない場合、Microsoft.Office.Core.IRibbonUI.InvalidateControl を呼び出します。 (RibbonComponent から継承されます。) | |
ResumeLayout() | SuspendLayout メソッドの実行結果を元に戻します。 (RibbonComponent から継承されます。) | |
ResumeLayout(Boolean) | SuspendLayout メソッドの実行結果を元に戻します。 (RibbonComponent から継承されます。) | |
SuspendLayout | Microsoft Office アプリケーションがリボン上のコントロールの状態を更新しないようにします。 (RibbonComponent から継承されます。) |
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イベント
名前 | 説明 | |
---|---|---|
ButtonClick | ユーザーが RibbonDropDown 上のボタンをクリックしたときに発生します。 | |
Disposed | コンポーネントの Disposed イベントを処理するメソッドを表します。 (IComponent から継承されます。) | |
ItemsLoading | コントロールが RibbonDropDown に読み込まれるときに発生します。 | |
SelectionChanged | ユーザーが、リボンのドロップダウン コントロール上の新しい項目を選択したときに発生します。 |
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解説
RibbonDropDown には、RibbonDropDownItem オブジェクトと RibbonButton コントロールを格納できます。
RibbonDropDown は、RibbonFactory オブジェクトの CreateRibbonDropDown メソッドを使用して実行時に作成できます。
RibbonFactory オブジェクトにアクセスするには、次の 2 つの方法があります。
リボン クラスの Factory プロパティの使用。この方法は、リボン クラス内のコードから使用します。
Globals.Factory.GetRibbonFactory メソッドの使用。この方法は、リボン クラス外のコードから使用します。
リボンが Office に読み込まれた後に、実行時に Buttons コレクションにボタンを追加することはできません。
以下の手順では、RibbonDropDownItem オブジェクトと RibbonButton コントロールを RibbonDropDown に追加する方法について説明します。
デザイン時に RibbonDropDownItem オブジェクトを追加するには
[プロパティ] ウィンドウで Items プロパティをクリックします。
省略記号 ([...]) をクリックします。
DropDown コレクション エディターで、新しい項目の追加、順序の変更、および編集を行います。
デザイン時に、RibbonButton コントロールを RibbonDropDown に追加できます。
デザイン時に RibbonButton コントロールを追加するには
[プロパティ] ウィンドウで Buttons プロパティをクリックします。
省略記号 ([...]) をクリックします。
Button コレクション エディター で、ボタン コントロールの追加、順序の変更、および編集を行います。
この型の一部のメンバーは、リボンが Office アプリケーションに読み込まれる前にのみ設定できます。これらのプロパティの設定の詳細については、「リボン オブジェクト モデルの概要」を参照してください。
[!メモ]
これは、Visual Studio Tools for Office Runtime によって実装されたインターフェイスです。コードに実装されるものではありません。詳細については、「Visual Studio Tools for Office Runtime の概要」を参照してください。
使用方法
ここでは、.NET Framework 4 および .NET Framework 4.5 を対象とする Office プロジェクトで使用される型のバージョンについて説明します。.NET Framework 3.5 を対象とするプロジェクトでは、この型のメンバーが異なること、およびこのコード例が動作しないことがあります。.NET Framework 3.5 を対象とするプロジェクトの型の詳細については、Visual Studio 2008 ドキュメントの参照セクション https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=160658 を参照してください。
参照
関連項目
Microsoft.Office.Tools.Ribbon 名前空間