CustomTaskPaneCollection インターフェイス
Microsoft Office アプリケーションのカスタム作業ウィンドウのコレクションを表します。
名前空間: Microsoft.Office.Tools
アセンブリ: Microsoft.Office.Tools.Common (Microsoft.Office.Tools.Common.dll 内)
構文
'宣言
<GuidAttribute("c3a84bf1-e95b-4d23-952d-59e35673958e")> _
Public Interface CustomTaskPaneCollection _
Inherits IEnumerable(Of CustomTaskPane), IEnumerable, IDisposable
[GuidAttribute("c3a84bf1-e95b-4d23-952d-59e35673958e")]
public interface CustomTaskPaneCollection : IEnumerable<CustomTaskPane>,
IEnumerable, IDisposable
CustomTaskPaneCollection 型で公開されるメンバーは以下のとおりです。
プロパティ
名前 | 説明 | |
---|---|---|
Count | 現在の CustomTaskPaneCollection 内のCustomTaskPane オブジェクトの数を取得します。 | |
Item | 指定したインデックス位置にある CustomTaskPane を取得します。 |
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メソッド
名前 | 説明 | |
---|---|---|
Add(UserControl, String) | 新しい CustomTaskPane を作成し、現在の CustomTaskPaneCollection に追加します。カスタム作業ウィンドウは、指定された UserControl に基づき、指定されたタイトルがあります。 | |
Add(UserControl, String, Object) | 新しい CustomTaskPane を作成し、現在の CustomTaskPaneCollection に追加します。カスタム作業ウィンドウは、指定された UserControl に基づき、指定されたタイトルがあり、指定されたアプリケーション ウィンドウに関連付けられています。 | |
BeginInit | インフラストラクチャ。 | |
Dispose | アンマネージ リソースの解放およびリセットに関連付けられているアプリケーション定義のタスクを実行します。 (IDisposable から継承されます。) | |
EndInit | インフラストラクチャ。 | |
GetEnumerator | コレクションを反復処理する列挙子を返します。 (IEnumerable<CustomTaskPane> から継承されます。) | |
Remove | 指定した CustomTaskPane を CustomTaskPaneCollection から削除します。 | |
RemoveAt | CustomTaskPaneCollection の指定されたインデックスにある CustomTaskPane を削除します。 |
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解説
アプリケーションに対してカスタム作業ウィンドウの追加または削除を行ったり、既存のカスタム作業ウィンドウにアクセスしたりするには、アプリケーション レベルのアドインの CustomTaskPaneCollection オブジェクトを使用します。CustomTaskPaneCollection オブジェクトにアクセスするには、アドイン プロジェクト内の ThisAddIn クラスの CustomTaskPanes フィールドを使用します。詳細については、「アプリケーション レベルのアドインのプログラミング」を参照してください。
作業ウィンドウは、アプリケーション ウィンドウのいずれかの端に通常ドッキングされているユーザー インターフェイス パネルです。カスタム作業ウィンドウの作成方法の詳細については、「カスタム作業ウィンドウ」を参照してください。
[!メモ]
これは、Visual Studio Tools for Office Runtime によって実装されたインターフェイスです。コードに実装されるものではありません。詳細については、「Visual Studio Tools for Office Runtime の概要」を参照してください。
使用方法
ここでは、.NET Framework 4 および .NET Framework 4.5 を対象とする Office プロジェクトで使用される型のバージョンについて説明します。.NET Framework 3.5 を対象とするプロジェクトでは、この型のメンバーが異なること、およびこのコード例が動作しないことがあります。.NET Framework 3.5 を対象とするプロジェクトの型の詳細については、Visual Studio 2008 ドキュメントの参照セクション https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=160658 を参照してください。
例
次のコード例は、Add(UserControl, String) メソッドを使用してカスタム作業ウィンドウを作成する方法を示します。また、このコード例では、CustomTaskPane オブジェクトのプロパティを使用してカスタム作業ウィンドウの既定の外観を変更します。このコード例は、CustomTaskPane のトピックで取り上げているコード例の一部分です。
Private myUserControl1 As MyUserControl
Private WithEvents myCustomTaskPane As Microsoft.Office.Tools.CustomTaskPane
Private Sub ThisAddIn_Startup(ByVal sender As Object, ByVal e As System.EventArgs) _
Handles Me.Startup
myUserControl1 = New MyUserControl()
myCustomTaskPane = Me.CustomTaskPanes.Add(myUserControl1, "New Task Pane")
With myCustomTaskPane
.DockPosition = Office.MsoCTPDockPosition.msoCTPDockPositionFloating
.Height = 500
.Width = 500
.DockPosition = Office.MsoCTPDockPosition.msoCTPDockPositionRight
.Width = 300
.Visible = True
End With
End Sub
private MyUserControl myUserControl1;
private Microsoft.Office.Tools.CustomTaskPane myCustomTaskPane;
private void ThisAddIn_Startup(object sender, System.EventArgs e)
{
myUserControl1 = new MyUserControl();
myCustomTaskPane = this.CustomTaskPanes.Add(myUserControl1,
"New Task Pane");
myCustomTaskPane.DockPosition =
Office.MsoCTPDockPosition.msoCTPDockPositionFloating;
myCustomTaskPane.Height = 500;
myCustomTaskPane.Width = 500;
myCustomTaskPane.DockPosition =
Office.MsoCTPDockPosition.msoCTPDockPositionRight;
myCustomTaskPane.Width = 300;
myCustomTaskPane.Visible = true;
myCustomTaskPane.DockPositionChanged +=
new EventHandler(myCustomTaskPane_DockPositionChanged);
}