フォームでのデータの表示と操作
データベースにアクセスする多くのアプリケーションは、選択したデータをフォームのフィールドに表示します。データベース クラス CRecordView は、レコードセット オブジェクトに直結した CFormView オブジェクトを生成します。レコード ビューは、ダイアログ データ エクスチェンジ (DDX: Dialog Data Exchange) を使用して、現在のレコードのフィールドの値をレコードセットからフォーム上のコントロールに移動し、フォームで更新された情報をレコードセットに戻します。これに対して、レコードセットは、レコード フィールド エクスチェンジ (RFX) を使って、フィールドのデータ メンバーとデータ ソースのテーブルの対応する列との間でデータを交換します。
MFC アプリケーション ウィザードまたは [クラスの追加] (「MFC ODBC コンシューマーの追加」を参照) を使うと、ビュー クラスとそれに関連付けられたレコードセット クラスを組み合わせて作成できます。
レコード ビューとそのレコードセットは、ドキュメントを閉じると破棄されます。レコード ビューの詳細については、「レコード ビュー」を参照してください。RFX の詳細については、「レコード フィールド エクスチェンジ (RFX)」を参照してください。