CDataSource::OpenFromInitializationString
ユーザーが入力した初期化文字列で指定されるデータ ソースを開きます。
HRESULT OpenFromInitializationString(
LPCOLESTR szInitializationString,
bool fPromptForInfo = false
) throw( );
パラメーター
szInitializationString
[入力] 初期化文字列。fPromptForInfo
[入力] この引数に true を指定すると、OpenFromInitializationString は DBPROP_INIT_PROMPT プロパティを DBPROMPT_COMPLETEREQUIRED に設定します。この結果、必要な情報がある場合にだけ、ユーザーに入力を要求するようになります。これは、初期化文字列がパスワードを必要とするデータベースを指定しているのに、初期化文字列内にパスワードが入っていない場合に便利です。ユーザーは、データベースに接続しようとしたときにパスワード (または、その他の見つからない情報) の入力を求められます。既定値は false です。この場合、ユーザー入力が要求されることはありません。DBPROP_INIT_PROMPT が DBPROMPT_NOPROMPT に設定されます。
戻り値
標準の HRESULT を返します。
解説
このメソッドは、oledb32.dll 内のサービス コンポーネントを使ってデータ ソース オブジェクトを開きます。この DLL には、リソース プーリング、自動トランザクション参加などのサービス コンポーネント機能の実装が含まれています。
必要条件
ヘッダー: atldbcli.h